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老後とは人生の結果

こんにちは、山田方式ケアプラン構造こと、山田準一です。

高齢者・介護の道に入り30年。
たくさんのご利用者・ご家族をみてきました。従事者もたくさんみてきました。

高齢者・介護業界で、反面教師として学んだことを書きます。

十人十色と玉石混交


社会人として最初に勤めた高齢者施設・事業所は、スラム街・ドヤ街にあります。色々な光景を見ました。

ご利用者の「人となり」「ご家族」「元職業」「家族関係」は十人十色です。
従事者は、介護・医療・福祉の学校に進学して基本から学び、資格取得して従事します。しかし、転職者も多いです。人手不足の介護業界は引く手あまたであるため、介護従事者は玉石混交です。

家族関係を構築できない

・身寄りなし
・家族と絶縁
人には必ず家族がいます。しかし、家族と音信不通や絶縁状態の方もいます。

人間・社会関係を構築できない

・やさぐれ
・どうせ私なんて
・自分が死んだあとなんて知らんこっちゃない
人間関係や社会関係が苦手な方は、コミュニティーや会社に溶け込めず、人間・社会関係を構築できない。

青い鳥症候群

・成績が悪いと塾を転々とする子供と親
・職を転々とする成人、自己管理能力がない成人
・医療・介護をショッピングする高齢者
できない人(子供・成人・高齢者)の共通点は、人のせいにする人。ルーティンを習慣化できない。

歳をとるほどお金はかかる

「子供が自立した」「家のローンが済んだ」だけでは、安心はできません。歳をとるほど自身の医療費と介護費がかかります。
自身の老化現象と同じく家・設備・家電もあちこち痛み、修理や買い替えが必要になります。

必ず誰かの世話になります

誰の世話にもならずに「コロッと死にたい」「朝に死んでいたい」と言う方がいます。医学が進歩したこともあり、コロッと死ねません。病気をしてからも長い生活になります。
歳をとると必ず誰かの世話になります。人からサポートを受けないと生きていけません。

まとめ

「家族関係を構築できない」「人間・社会関係を構築できない」「青い鳥症候群」に当てはまる方の老後は苦労が多いと思います。日本の社会は「家族がいる」「家族がやる」という前提の法律、建付けです。
老後の貯えをして家族や人間関係を大事にしている方は、安心して老後を迎えることができると思います。
老後とは、今までどういう人生を歩んできたかの結果です。
老後は、家族や気心知れた人と安心して過ごしたいです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

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