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夏霞晴れて稜線いよよ美し

93歳のイラストと俳句のコラボ作品です。

母の目の検診に郊外の病院に出かけた時の車窓からの風景を詠んだ句です。
前日からの雨の余韻で、周辺が白く靄がかかっていましたが、数十分の道中ですっきり晴れてきて、遠くの山の稜線までもくっきりと鮮やかに見えるようになりました。
母はその気候と景色の変化を敏感に感じていたようです。
「あんた、きれいに晴れて山の稜線まで見えるよ、美しいね」と私に語り掛けてきました。
私も清々しい気分になりました。


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