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料理を作りながら考えたジェンダー

「今日はすきやき風の牛丼にしよう」と思いつつ、鍋の中で煮込まれている玉ねぎやシイタケを見つめながら、私はふと考えていた

私はこうしてこれからも日常を重ねていくんだろうかと

それが嫌なことでもまずいことでも無いのだが、こうして女性が台所に立って料理をするのが当たり前の時代ではなくなったのではと考えたのだ。

世界各国でSDGsが取り上げられるようになって、ジェンダーについて考えることが以前よりも増して多くなった

折に触れて性別や役割について意識するようになったのだ。それはいい傾向だと思う。今年70歳になる私は、「女らしいこと」が武器になる時代に育ったように思う

私は、料理も掃除も洗濯も嫌いではないし、不得意でもない。しかし世の中にはそれよりももっと他の能力に長けた女性がいる。ならばその人の得意な事をするのがいいのではと思うようになった。令和の時代を向かえて、同性同士はそんな感覚になってきたと思う

そう考えることはいい傾向だと思っている。
男性であれ女性であれ、その人の個性で出来ることを伸ばし、社会や企業の中でも男女の関係なくそれなりの役職に登用されるべきだと思う
真っすぐで嘘が無く、目的のために純粋に能力を発揮できる人がいるならば、男女は関係ないと思っている。

能力がある後輩たちが、ジェンダーレスの時代にふさわしく階段を一段ずつ上れる時代になったら、どんなにか素敵だろうと思いながら、私は鍋に牛肉をいれた

そして私は、「美味しくなーれ、美味しくなーれ」と鍋の中に呪文をかけた。



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