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さまざまな種類がある厄払い

 大晦日に大祓が行われています。
 近所に大きな神社が多いので、厄払いのお札もたくさんの種類を見ます。
 随分前の話ですが、ある神社の境内で厄払いをしてもらいました。
 元旦の朝7時くらい。
 除夜の鐘のあと、あまり人がいなくなった境内で初詣の準備をしている状況の中です。
 本堂前にもあまり人はいなくて、待ち時間なしでお参りできます。
 大きな神社なので、門が3つあり、3つ目の最後の門にさしかかる直前、呼び止められました。
「厄払いしましょうか」
 と。
 ちょっと怪訝に思いましたが、正月はゲンの悪いことを避けたいものです。
 厄を祓うと言われれば、厄があるのでしょう。
 有名な神社の境内なので、安心感もありました。
「じゃあ、お願いします」
 と言って、説明を受けました。
 今年、災いがあるかも知れないとのこと。
 ますます、ゲンが悪いです。
 そのまま拝んでもらうと、
「1万円になります」
 と言われました。
 怪しいですが、ゲンが悪いため払いました。
「こちらへ行くと本格的な厄払いができます」
 とチラシを渡されました。
「やられた」
 と思いましたが、1万円は授業料だと思って諦めました。
 怒ってはゲンが悪いですから。
 ちなみにゲン(験)を縁起の意味で使っています。


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