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【図解2062,2063】「心との対話」には時間が必要

【特殊型】頭との対話は素潜り漁のようなもの。頭の中にある答えを自分で取りに行き、比較的短時間でできる。

心との対話は魚釣りのようなもの。きっかけを投げ入れて反応を待つので、時間がかかる。

「心との対話」には時間が必要。


頭と心との対話について感じたことを図解にしたものです。

ざっくり言うと「頭との対話=考える」、「心との対話=感じる」となります。

実際には両者が混ざることもありますが、ここでは考えやすくするため分けています

頭との対話は、自分の意識が主体になってどんどん進めていくことができます。

これに対して心との対話は、自分の意識ができるのはきっかけを投げ入れることだけで、「心の反応」が浮かび上がってくる時間を待つ必要があります(かかる時間は慣れ次第)。

普段の仕事や生活では、大小の問題解決のために自分の知識や経験を元に「頭との対話」をすることが多いでしょう。

その関係もありついつい頭とばかり対話する癖がついてしまい、いざ「心との対話」をしようとしても、つい待ちきれず何かを考えてしまう(頭との会話をしてしまう)こともしばしばあるように感じます。

頭との対話、心との対話、この2つに優劣があるものではありませんが、どちらかに偏り過ぎてもう片方の力が弱くなりすぎるのは避けたいものです。


ちなみに、私のように考え癖がついている人は「自分の行動の実況中継」をするのがおすすめです。

たとえば手を洗う時なら「(手を)洗う、洗う、洗う、(手を)すすぐ、すすぐ、すすぐ)」というように、「今自分がしている行動」を心の中で声にして実況中継してみましょう。

こうすると実況中継で頭がいっぱいになって考える余地がなくなるので、「ながら考えごと」をしてしまう時間が短くなり、考え癖を弱めるのに役立ちます(目の前のことへの集中力も上がります)。


心との対話には時間が必要。反応を待つゆとりを持ち、頭と心で人生を楽しんでいきたいですね。

今回もお読みいただきありがとうございました。


なお「行動の実況中継」については以下の本を参考にしました


図解こぼれ話

今回の内容を表にまとめたもの。

これはこれでシンプルでわかりやすいですが、今回のメッセージのポイントである「時間の長さ」の表現が今一つだったため、見出し画像の方を採用しました。



●関連リンク

図解の「型」の説明→図解パターンの説明と使用例


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