20180619強みのジョハリの窓

【図解113~116t】強みのジョハリの窓(図解と説明)

こんばんは、山田太郎です。

今回は「自分の強みの活かし方、育て方」というテーマについて図解で考えてみました。「強みはわかっているけどうまく活かせない!」「自分の強みがうまく見つけられない」という方に特におすすめなので、ぜひ読んでみてくださいね!

目次
・図解と説明
・私の場合
・気づき
・おまけ(工夫と関連記事紹介)
※長いので「私の場合」「気づき」「おまけ」は別記事にしました


図解と説明

【図解のタイプ:マトリックス型(4枚とも)】

強みは「自分」「他人」の軸と「見える」「見えない」の軸で大きく4種類に分類することができます(この分類法は「ジョハリの窓」を参考にしました)。

ジョハリの窓
自分をどのように公開ないし隠蔽するかという、コミュニケーションにおける自己の公開とコミュニケーションの円滑な進め方を考えるために提案された考え方。(Wikipediaより)

4つの強みの意味は以下の通りです。

開放された強み
自分からも他人からも見える強み。自分からもアピールできるし他人からも依頼しやすいので、強みとして最も活用でき、かつ意識的に成長もさせやすいのが特長

周知不足の強み・秘密の強み
自分からは見えるが他人からは見えない強み。自分は活かせるが他人は気づいていないため強みの領域の依頼を受けられず、強みを最大限に活かせているとは言えない(秘密の強みについては後述)。「自分の強みはわかっているけどうまく活かせない!」という人は強みがここに入ってしまっている可能性があります。

無意識の強み
自分は見えないが他人からは見える強み。いわゆる「呼吸するようにできる」状態。他人からは強みの領域を活かした依頼ができるが、本人は気づいていないため意識的に成長させるのが難しく、また自分の強みを知ってくれている人がいなくなると活用しにくくなるのが難点です。「強み自体がわからない!」という人はここに強みが入ってしまっている可能性があります。

未知の強み
自分からも他人からも見えない、文字通り未知の強み


このように「開放された強み」(自分からも他人からも見える)の状態が強みの活用度、成長性ともに高いので、強みをいかに「開放された強み」にするかがポイントになります。


周知不足の強み→開放された強み

周知不足の強みは周囲に知られていないのが問題なので、以下のような方法で周囲に強みの存在を知ってもらうことが重要

・「私の強みって何だと思う?」と周囲に尋ね、強みの周知度合いを確認する(「無意識の強み」を知ることもできます)
・年度の目標設定や面談、雑談などの際に得意なことを伝える
・もし成果物があるなら他人が見やすいようにまとめておく(例:書いた図解をinstagramにまとめておく(ポートフォリオ))
・得意な領域の仕事が出てきたら、自分から手をあげてチームに参加する

(ポートフォリオについては新垣才さんに教えていただきました。ありがとうございます!私のインスタグラムのポートフォリオページはこちら

ちなみに、すでに自分の限界を超える仕事をしている場合は、これ以上仕事を振られないようにあえて強みを隠して「秘密の強み」にする方法もあり、この辺は自分の許容量との相談になります。

また、複数の強みがある場合、自分のキャラクターを確立するためにあえて「秘密」にするケースもあります。


無意識の強み→開放された強み

無意識の強みは自分が気づいていないことが問題なので、とにかく周りに指摘してもらうことが大事です。具体的な対応は以下の通り。

・「私の長所って何だと思う?」と自分から直接聞く
・「〇〇がすごいですよね!」とほめてもらったことをメモして見返す(「すごいね」「別に普通(当たり前)ですよ」このやり取りには「無意識の強み」が隠れている可能性が高い)
・「よくわからないけどうまくいったこと」をふり返り、分析する


開放された強みのメンテナンス

上記の方法で周知不足の強みや無意識の強みを「開放された強み」にしていきますが、「開放された強み」も相手の異動や熟練で他の領域に移動することがあるのでメンテナンスが必要です。具体的な注意点とメンテナンスは以下の通りです。

異動による変化
自分の強みを知っている人がいなくなり、知らない人が入ってくることで「周知不足の強み」に移動する。再度周知をする必要がある

熟練による変化
熟練により無意識で行えるようになり、意識から外れることで「無意識の強み」に移動する。特に初心者が中級者になる時に起こりやすい。
これ自体は効率アップにもつながるので悪いことではないが、組織での活用度や成長性の観点から定期的に周囲にも訪ねて「顕在化した強み」に戻した方がよい。また、普段から意識的に手順や考えを文字などの形で残しておくことで再度意識化しやすくなる


ちなみに、「未知の強み」に関してはオリジナルのジョハリの窓と同じく、他の領域を拡げていくことで対応することが現実的でしょう(「やったことがないことに挑戦する」という方向性もあるでしょうが、「未知の領域」は広すぎて強みの発掘を目的にするには効率が悪い気がします)。


私の場合

今回はかなり長いため、「私の場合」「気づき」「おまけ」は別記事に分割してあります。

この記事だけでもポイントがわかるように説明してありますが、内容について理解をより深めたい方、図解の書き方に興味がある方はぜひそちらも読んでみてくださいね!



みなさんはこの図解や文章を読んでどう感じましたか?感想やアドバイスなど気軽にコメントしていただけると嬉しいです。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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