見出し画像

【図解1550】休日は「仕事のワク」を外して過ごそう

【線表型】普段働いていると、休日もつい無意識に「仕事のワク」にはめて「普段の仕事の時間=自由時間」ととらえてしまいがち。

これだと、15時になると「もう少しで『休日』も終わり」と残念な気分になってしまう。

でも、実際は休日なら起きる時間や食事の時間含め、すべてを自由に決められる。これはある意味一日まるごとが「自由時間」と言える。

休日は「仕事のワク」を外してのびのび過ごそう。


最近何度か「どうも休日を楽しめないな、、、」と感じる時があり、その原因を考えている時に思いついた図解です。

私は仕事の日も休日も、起床や食事の時間があまり変わりません。

  • 起床、朝食:7時頃

  • 昼食:12時~13時頃

  • 昼寝:13時~15時のどこかで15分程度

  • 夕食:18時半頃

これは規則的で健康的という意味ではいいことです。

ただ、たとえば「気分が乗って来たけどそろそろお昼ご飯だからこれくらいにしよう」や「もう夕方だから、出かけるにしても近場にしておこう」など、半ば無意識に自分自身にブレーキをかけていたことに気づきました。

一日丸ごと「自由時間」とは言っても実際には食事や生活の時間は必要ですし、時間のワクがある程度決まっている方が有効活用しやすい面もあります。

それでも「食事や生活の時間含め、どこでするかは自由」と考えるとのびのびした気分になりますし、「どうワクを作る(or作らない)か」を自分で決められるのが、休日のだいご味なのではないかと感じました。

時間の区切りというのは人間が意図的に作ったもので、そもそも時間には区切りはありません。

休日くらいは、区切りをあまり意識せず「時間の本来の姿」に目を向けてみようと思います。


この図解の応用例

この図解を「無意識のワクを外すと選択肢が増える」と抽象化すると

  • 通勤の寄り道(いつもの最短経路 ≒ “ワクにはまった自由時間”)
    (図解→事例)遅刻しない範囲内で、通勤(または帰り道)を少し変えてみる
    (事例→図解)休日の”ワク”を外す時、時間だけでなく場所(物理的なワク)も含めて外してみる(寄り道=物理的なワクの変更)

  • 人間関係(「こっちの人」と「あっちの人」という区分けは、本来は時間と同じく存在しない人工的なもの)
    (図解→事例)自分が損をしないように構えたくなるとき、「お互い人間」と思いだしお互いにとっていい方法がないか考えてみる
    (事例→図解)休日のワクを取り除く時、「趣味」や「生活」などのワク(立場・位置づけのワク)もセットで取り払ってみる

などにも応用できそうです。

ことわざ化:心はワクに収まる


図解の作成過程

最初に作ったバージョン。「ある程度の面積がある方が、見る人が時間の固まりをとらえやすいだろう」という意図で、時間を帯で表現していました。

しかし説明文を書きながら「時間の流れを矢印で表した方がよりわかりやすいのでは?」とふと思いつき、下の矢印バージョン作ってみて比較。

両者を見比べ、最初の帯バージョンは「図解を見て解釈する時間が必要」だと感じたため、より直感的にわかる矢印バージョンを最終系としました。

なまじ知識がついてくると頭で考えた理屈と感覚がずれてくることがあるので、思いついたらとりあえず作ってみて「初めて見る人の目」を意識して比較すると、その時々の最適解を選びやすくなります。


●関連note&マガジン

図解の「型」と使用例→図解パターン

この記事が参加している募集

#休日のすごし方

54,013件

お気持ちだけで充分です😊 もし良ければ、感想をコメントやシェアの形で表現していただけるとうれしいです😉