【図解1563】個々の花には「次」はない
【サイクル型+プロセス型】「芽が出る→花が咲く→花が散る」この流れを木全体の視点で見ると、去年も来年も大きく変わらない「毎年繰り返されるサイクル」と言える。
しかし、個々の花の視点で見るとこれら全てが「最初で最後」で、その花にはもう「次」はない。
物事の意味は視点によって変わる。自分の視点を意識し、時には別の視点で眺めてみよう。
咲き誇っていた桜が散るのを見て描いた図解です。
大きな視点で見ると繰り返していることも、視点を絞っていくと「すべてが最初で最後」になります。
木の視点と花の視点、これは立場の違いであり優劣はありません。
しかし、我々は日常でも仕事でも慣れれば慣れるほど「繰り返し」の部分が多くなり、知らず知らずのうちに「また繰り返しだ」「次があるから」と「木の視点」に偏りがちなものです。
そういう意味では、意識的に「花の視点」を心がけて「今が最初で最後」と思うくらいで、人生全体ではバランスが取れるのかもしれませんね。
この図解の応用例
この図解を「繰り返しも、小さく見れば一期一会」と抽象化すると
川の流れ(大きく見れば「いつもと同じ流れ」でも、小さく見れば流れている水はいつも違う)
(図解→事例)思いつかず
(事例→図解)思いつかず
仕事(自分の「いつもの仕事」は、相手にとっては「初めてのこと」 ※この場合は時間軸だけでなく主体の変化も伴います)
(図解→事例)「いつもの仕事」も一期一会の精神で取り組む
(事例→図解)思いつかず
などにも応用できそうです(今回は状況描写型の図解だったので、応用が少し難しかったです)。
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