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周囲の環境が整っていないから出来ないっていう言い訳

特定のテーマについて書いたり話したりすると必ずいただくご意見や質問があります。

「おっしゃっていることはよくわかりますが、職場全体の雰囲気はそのことを実践できる状態にありません」

とか

「すべての利用者さんや患者さんに実践することは出来ません」

というものです。

私の講義動画やコラムの場合だと

多職種連携をすすめる、活動と参加にアプローチする、触らないリハビリテーションを実践する

というようなことをテーマとして伝えるときに聞かれる言葉が冒頭の言葉。

『やらないよりはやった方がいいと思っている

だけど今現在は実践できていない

だからオンライン講義を受講したりとか有料noteを読んで何とか実践してみたいけど

必要性の理解は出来たけど、自分の周りで実践している人もいないし、協力してくれそうな人もいないし

やっぱり自分の職場では実践できそうにないな』

という思考になっている人いるよね。

さらに言うと、

『変化は必要だと思っているんだけど、

周囲を動かすほどのエネルギーや熱意は自分にはないし、

そんな立場でもないし、能力も十分ではないから、

今の業務をそのまま淡々と続けている方が楽だろうな』

という思考が続き、結局1年たっても2年たってもnoteやオンラインで学ぶ量が増えても実践はそのままという状態が続くのでしょう。

やるかやらないかという二つの選択肢だけじゃないのよ

いつも講義で伝えていることなのですが、

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