【（授業の一コマ）まいぷろ】小冊子が完成しました！

一期生の男の子がずっと取り組んできた「鴨川デルタの生き物探し」プロジェクト。
無事に小冊子が完成しました！
雨の日を除けば、約１年間ほぼ毎週川に入って作業を続けた集大成です。

これまでをふりかえると、同じものしか網にかからなかったり、全く何も捕まえられなかったり、水と風の冷たさが非常に堪えた日を真っ先に思い出します。
それでも決して諦めようとしない彼の姿を見て、まさにオモシロガリヤの鑑だと感じたのは一度や二度ではありません。

まいぷろクラスでは、プロジェクトの終了を自分で決めることが唯一のルールとなっています。

本プロジェクトにおいても、生き物探しをやりきったと思うタイミングで終了宣言することができた訳ですが、彼は今回の調査結果を小冊子にまとめるという選択をしました。

理由を尋ねてみると、活動を続けるなかで人に伝えたいという気持ちが湧いてきたとのこと。
自分が伝えることで大好きな鴨川に興味を持つ人が増えるかもしれないと思ったそうです。

編集作業も一筋縄ではいかなかっただけに、Ｋくんが製本カバーをつけて仕上げた小冊子を眺めながら、安堵と満足の表情を浮かべているのが印象的でした。

さて、そんな彼も実はすでに新たなプロジェクトを始動中。
今回の経験をいかして、生き物の捕まえ方をさらに工夫すべく、木製の仕掛けづくりに挑んでいます。
良いものが出来上がったらメルカリで販売したいとやる気満々の様子です。
どんな展開になるか、私も楽しみです。

何はともあれ、ひとまずはお疲れ様！