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「破壊的な構造変化が起きている今、音楽に携わる人が知っておくべきこと」をニューミドルマンコミュで話し合います

 デジタル時代の音楽ビジネスについて実践的に情報共有を続けているコミュニティ「ニューミドルマンコミュ」は、毎月2回ZOOMでイベントを行っています。
 新年度ということで、原点に帰って、音楽ビジネスの構造変化をテーマに4月5月と2回続けて行うことにしました。4月9日の内容について紹介します。

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 まずは、拙著『新時代ミュージックビジネス最終講義』の2021年UPDATE版ダイジェストみたいな感じで、僕が概要を話しました。

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 一枚のシートにまとめるとこんなことになりました。文字だらけですが、デジタル化でぜんぶ変わったよ。とうことですね。その変化を一言でいうと、

 個へのパワーシフトということになります。

 その上でまずは「音楽ビジネスとは?」その定義を投げかけました

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 当たり前のことですが、実際に音楽ビジネスをしていると忘れがちなことでもあります。
 次に、以前の日本の音楽ビジネスの状況を確認しました。10年前に作った相関図は流石に、古い印象ですが、まだこの骨格は基本形として残っているので、知っておく必要はありますね。

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 そして、収益源が多彩であるということはかわらないです。音源ビジネスの幹はパッケージ(CD流通)からストリーミングサービスに移行しましたがアーティストビジネスは多様であるということは変わりませんので、DXできる箇所はたくさんあることがわかりますね。

 まずは、俯瞰して全体像から押さえていきます。

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 デジタル革命で、世界的に音楽ビジネスの破壊的な変化は始まり、そして加速しています。

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 その変化を日本以外の音楽業界は活用して、V字回復を果たしています。詳しくはこの記事をご覧ください。

 デジタル化が進んでいる日本以外の音楽市場はCovid-19のダメージも最小限で済みました。


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どうすればよいかの、処方箋自体は実は難しくありません。

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 ただ、言うは易し行うは難しということで、この簡単な処方箋をびつビジネスに落とし込んで行動するのは、特に日本では簡単ではありません。
 このマクロの議論を踏まえて、実ビジネスについて考えていきたいと思います。、5月6日20時からZOOMでのイベントです。是非、ご参加下さい。こちらは、脇田敬著で僕が監修の『ミュージシャンが知っておくべきマネージメントの実務』の2021年UPDATE版になるかと思います。

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モチベーションあがります(^_-)