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音楽の価値と教育を再定義するイベントやります。

 昨年3月からはオンラインのみの実施になっていますが、次世代音楽ビジネスの実践的研究を掲げるコミュニティ「ニューミドルマンコミュ」は、月2回ペースでイベントを続けています。ゲストをお招きする回はMusicTech Raderと名付けて主宰する脇田敬と僕がお話を伺いたい旬な方とクロストークしています。
 来月は、最近立て続けに3冊出版された書籍が素晴らしく、(クラシック)音楽教育をリベラルアーツとして、ビジネスパーソン育成にも活用するというコンセプトが目から鱗が落ちた菅野恵理子さんをお招きします。ハーバードやMITの講義を紹介していて、非常にわかりやすい本です。書籍は以前紹介しましたので、こちらをご覧ください。

 その時にも以下のことを書きました。自分で驚く辛口ですが、本当のことだなと思います。

 僕から観た日本の音楽教育は、権威主義から硬直化し、世の中的には権威も既になくなっていて、「花嫁修行」という価値観も無くなり、国際的な演奏家を輩出し得るごく一部の大学以外は、存在意義は薄まっています。個々の先生は教養やスキルをお持ちなのでしょうから、著者の視座を知って、自分をUPDATEできると社会に大きな貢献ができる存在になれるるのでは?と思いました。

 というのは、今回話したい問題意識の一つです。脇田と僕はミュージックラバーであり、音楽業界の現場で長らく仕事をしてきていて、縁があって百余年の歴史を持つ音大の教授になりました。クラシックを含んだ日本の音楽教育のUPDATEに責任があるなと、勝手に思っています。音楽大学と音楽教育もUPDATEが必要な最たるものの一つでしょう。
 図らずも規格外の音楽大学教授になった僕たちが、海外エリート校の音楽教育活用などの事例から、ヒントを見出そうというするイベントです。音楽教育に興味のある方は、是非、ご参加下さい。コミュメンバーで無い方も、peatixから申込できます。


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モチベーションあがります(^_-)