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ウェアラブル・デバイス普及のキーは「普通」or「カッコいい」?

 全米家電見本市から始まり、毎年1月にラスベガスで行われるCESも今年はオンライン開催されています。僕自身は人に会ったりセミナー的に喋るような機会が無ければ、膨大なスペースの現地を歩いて観るよりも専門家の報告を詳細に聞くほうがインプットとしては有益だなと思って、行くつもりはもともとなかったのですが、展示が凄いのが売りなので、オンラインでどうなるのか注目していました。ハードなエレクトロニクス製品は、CESを意識して新製品を発表する流れがあります。家電見本市から始まり、デジタル化で業界の壁が溶けたことに対応して、巨大な見本市といて定着したCESがオンラインでどう変わっているのかはこれからキャッチアップするところですが、早速ニュースが続々出てきています。
 「スマホの次」と言われて、不完全燃焼が続いているウェアラブルデバイスですが、「普通のメガネ」に技術の粋を尽くすというのが、一つの答えになりそうな気配は感じています。この商品もIntegration(統合)を打ち出しているように、マイクロLEDで眼鏡に情報が映し出せ、カメラとセンサー機能が搭載、マイクとスピーカーも付いていて、ワイヤレスで繋がる、つまりデジタルメディアを使ってやりたいことは全部これ一つでできるということのようです。

 ちなみに、本投稿のカバー写真は、2014年3月にSXSWに向かう機中で隣の席の人が、一般発売前のGoogleGlassを持っていたので付けさせてもらった写真です。無精髭+お酒飲んで眼がとろんといていますが、ご勘弁を。注目されるようになって7年経ってるんですね。

 見た目が普通の眼鏡なのも良いですね、装着感が良いのなら、外出中にこの眼鏡をしていれば、SNSチェック&投稿、ZOOMでのミーティングができると便利だなと思います。ウェアラブルデバイスとARサービスは相性が良いので、セットで普及していくことでしょう。金額が気になるのですがまだ未定のようです。VRを使ったバーチャルオフィスも面白いとは思うのですが、デバイスも大掛かりになりますし、ちょっとしたビジネス用途だとこんなメガネ型が便利な気がしました。普通の見た目で普通に便利、InstagramもZOOMも普通に使えて、という「普通」がキーワードなのかもしれません。
 個人的には、Snapchatの会社が出したSpectacles好きなんですけどね。新しいテクノロジーが広まる時は、ライフスタイル提案としてユーザーに刺さって、楽しそう、カッコ良さそうで広まるのが基本だと思っているので、「楽しそう」が「普通」よりイケているはずとも思うのですが、、、。いずれにしろ、答えがでるのはそんな先ではなさそうです。

 僕がSpectaclesがイケてる!と騒いでいたら、もう数年前になりますが、アメリカ出張でゲットした鈴木貴歩さんが買ってきてくれました!!海外お土産をもらってあんなに嬉しかったのは久しぶりのことです。流石エンターテックの名付け親です!そして持つべき者は友達ですね!

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モチベーションあがります(^_-)