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死にそうになって考えた働き方

こんにちは、育児奮闘中のやまびこです。

せっかく募集中のテーマがあるので、妊娠中に働き方を見つめ直した件について書いてみます。

優先順位をやっと考えた

妊娠前からハードワーカーで、終電で帰ることも常態化していました。

忙し過ぎて目の前の業務をただ終わらせたくて、実現したいキャリアも、本当はやりたい仕事も考える余裕がありませんでした。

ところがいざ妊娠し、切迫流産で突然休職。仕事にさんざん捧げた時間がまるっと空いたのです。

酷いつわりの中思うことは

「健康って尊い」

ということでした。水を飲んでも吐き、吐き気で眠ることもほぼできず、ずっと船酔いしているかのような謎の揺れる感覚のせいで読書やスマホを見るのもしんどい。腹部も痛い。

人生でいちばん死にそうな気分でした

とにかく安静にするしかなかったのでずっとベッドで天井を見ている時間を過ごしました。

吐き気がなくて好きなだけスマホ見れるような体調だったらどんなにいいか…

健康的に過ごせる時間ってなんて尊いんだろう。なんで健康なのに仕事ばっかりしてたんだろう、謎だわ自分。友達とも会ったり、家族とゆっくり過ごしたり、他にもやりたいことすればよかったじゃん…

と社畜的働き方を反省しました。暇があったら何したいんだっけ、どんな時幸せだっけ、と思い返してみました。

わたしの幸せとは

好きな時に友達とあって美味しいお店でごはんたべたり、どうでもいいことを家で話して笑ったり、子どもがいたら成長を見守って感動したりしたい。

特になんてことないことですが、これが!まさに!幸せだなーと思うことです。

じゃぁ、なんで逆を行くんだろう

なんで終電まで仕事して友達と会えなかったり、疲れて家で寝るしかなくておしゃべりする余裕もない生活してるんだろう?

幸せとは離れた生活をわざわざ実行するなんて頭がおかしいぞ、自分!!笑

でもそもそも仕事が遅くなっちゃうのってなんでだろう?と振り返ります。

・トラブルが発生して明日までに謝罪文を作成するよう依頼された

・他にも類似トラブルがないか点検した

・引継ぐ業務の資料を研修日に間に合うよう作成

これはたまたま直近の具体的なはなし。もっと根本的なことでいうと、

・キャパオーバーなのに仕事をうけてしまった、できないと言えなかった

・自分が原因でトラブルを起こしたくないから撤退的に予防策を実行してみた

・上手く教えるために準備に時間をかけたかった

ということに気付きました。つまり、わたしは

見栄っ張りだから幸せから遠ざかっていた

のでした!お恥ずかしい!

おもえば新卒入社して以来、ガムシャラに働くことに抵抗がなかったのでうっかり

「(時間をかければ)仕事できる」人間

になっていたのです。誰だって時間かければ終わる仕事ってたくさんありますよね…

それゆえに自分が頑張れさえすればできる仕事を残したくなかったのです。よって労働時間だけが重なっていくようになってました。

外面より本心に素直に従いたい

見栄っ張りといっても、実際に見栄を張る対象はどこなのかというと一緒に働いてる会社の人たちです。

仕事ができるって思われたい欲が強かったんですね。

でもわたしが幸せに感じる時は、会社の人と過ごす時間ではなく友人や家族との時間です。会社の人にどう思われるかなんていうのは、人生の優先順位の方では下のほうなはず。(多少はやっぱりよく思われたい笑)

これから会社の人に、仕事が遅いとか丁寧じゃないと思われようが、自分が大事にしたい他のものがあるならそれを優先したほうが結局は幸せになるのでは?!という考えに行き着きました

実際、働き方を変えるのは難しい

安静指示の期間がおわり安定期に入る頃、産休前に一時的にまた職場に戻りました。実際、人にどう思われるかを気にして長年働いてきたやり方を変えるのは難しかったです。

人に頼ることも苦手、締切をのばすことを提案するタイミングを失いがち、などなど。

ただ、

お腹の生命は絶対守る!脅かすもの全て許さず

という確固たる気持ちはもって働きました。わたしの人生の優先順位第一位の誕生です。会社の人も無理に働いて何かあったら困りますしね笑

これからの働き方

今は子どもが本当にかわいく仕方がないので、おそらく復職しても子どもと長く一緒に居られる働き方をしたい、と思う気がします。

小さい頃は一瞬で終わると人生の先輩たちから聞いているので…笑 

時間をかけてでもやりきりたい仕事があればまた優先順位は変わるかもしれませんが、まずは復職後に自分の本心にしたがった働き方を目指したいなーと思います。


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