お前はバンクシーにはなれないし、ならなくていい
バンクシーが嫌い。
いや、正確に言うと「バンクシーに対する過大評価」が嫌い。
理解できない世界観やクソ風刺を前にして「これを理解できた俺偉い」とかやってそうな奴が嫌い。
バンクシーの掌の上で、あるいはバンクシーを過大評価する風潮に、ただただ踊らされている一人に過ぎないというのに何を偉そうに。
そして多分、こんな「嫌いだ嫌いだ」なんていう僕も、バンクシーに踊らされている一人なんじゃなかろうか。
称賛も批判も、全てがバンクシーの思うがままに起きているとしか考えられない。
そう考え始めると、どうしてもバンクシーの存在そのものが「邪悪」にしか見えなくなってきたぞ。
諸悪の根源でしかねぇ。
こんなの後世に残しちゃいけない。
芸術の世界を裏から支配し、落書きとクソ風刺によって「不快」を撒き散らし、あろうことかそれを飯の種にせんとするバンクシーを許しちゃいけない。
だから、今から、声を上げましょう。
ハッシュタグは#I_am_not_BANKSY
こうして人は陰謀論にハマるんだろうねぇ。
ここからが本題
「何の話だよ!!」とお思いの貴方へ。
まず、いまこれを書いている大久保の「状態」を確認してみましょう。
空腹
仕事で疲れている
折角早寝したのに深夜3時に目が覚める
寒い
まあ、世に言う「みじめな独居男性」状態です。
体力的にも精神的にも「3割くらいやられている」状態で、ネガティブを拗らせた男がどうなるか?
ただ愚痴が放出されるならまだマシ。
それを世の中のせいにし始めると…………
「無知」と悪魔合体を起こして、「陰謀論者のタマゴ」が出来上がるわけですね!
という訳で、実際に大久保が2ミリ位しか知らない「芸術」を持ち出して、「陰謀論者のタマゴ」誕生を実演してみました。
おそらく、ここに「他者の悪意」と「都合の良い事実」が入り交じると、遂に「モノホンの陰謀論者」が完成します。
みんなも気を付けようね!
タバコ吸ってきます。
大久保
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