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お金について(追記)

お金の件で、まだ伝えていなかったことがあった。

お金を稼ぐことについて。
いまのところ、というのはぼくが生きているいまなんだけど、給料や賃金は労働の対価ということになっている。
本当は必ずしもそうではないんだけど、少なくとも大多数の人にとっては労働の対価はお金だ。

だけど労働がたいへんなほどその対価が多いというわけではない。スキルが必要な仕事ほどお金がたくさんもらえるわけでもない。
身体を酷使して働いていても、だらだら机に座っている人より給料が少ないことだってある。

なんでだろう?
ひとつには、それまでの経緯というか、学歴が影響してるということがある。だから、学歴はあるに越したことはないかな。
もちろん、学生である期間になにを吸収するかで、その後の人生のひらけ方は大きく変わるのだけど。

それでも統計的には学歴は給料と比例する傾向があるようだ。ただし一人ひとりを見れば、学歴と賃金は比例しているわけではないと思う。お金を稼いでいる人は学歴に関係なく稼いでいるってこと。

学歴とか専門的知識は少なからず賃金に影響を与えるんだけど、ぼくが言いたいのは稼ぐことイコール自分をすり減らすことではないってことなんだ。
さっき言ったみたいに労働と賃金は等価交換ではないのだから、お金を得ることのみを目的に身体をすり減らしてはいけないってこと。

たとえばなにか目的があってそのためにお金が必要だからがんばる、ということならわかるし、必要なことだとも思う。努力が少ない人はそれだけ進歩が少ない人とも思う。ただし、お金を稼ぐ手段は精査するべきだけどね。

それでもやっぱり、人と比べてお金が不足していると思い込み、身を削ることでお金を増やそうとすることはやめてほしい。

借金もそうだ。
まずは借金しなければいけない生活にならないよう、自分の収入に見合った生活水準を知ろう。そしてそれを維持するようにしよう。

ただし、「もっとこうなるといいな」と思って工夫することはとてもいいことだから、ちゃんとビジョンをもって借金することは必ずしも悪くはない。

人と比べず、羨まず、自分がいまもっているもので楽しく生活していくために、お金をうまく使おう。
つまり、お金や物にあなたの人生を使われないようにしてね、ってことでした。

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