居る場所について
さて、あなたはいま楽しくすごせているでしょうか?嫌なこととかないかな?
嫌なことがまったくないなんてことはあり得ないだろうけど。
たとえば、今日あなたが行ってきた場所はどうだったかな?嫌だったなとか、明日は行きたくないな、と思っているのかな?
たとえばの話、学校が嫌だったとしてもできれば行った方がいいとは思うんだ。
いろんな人間関係も経験できるし、あなたの人としての幅も、家で一人で居るよりは広がる気がする。
ぼくがこれを書いている段階では学校に行くことが社会生活における王道になっているから、将来の生活を成り立たせる上では行っといた方が楽になる可能性が高いと思う。
同じように職場に行って働くことも、できればそうしといた方がいいんだろう。それが給料を稼ぐ方法の王道だから。
まあ、あくまでもそれらは多数の人間が選んでいる道だっていうだけなんだけどね。
学校や職場なんか行かなくても、真っ当に生きている人だってたくさんいるから。
で、さ。
あなたがある場所に居るとき、そこでどうしても関わりたくない人が出てきたり、そこに居たくないと感じることがあると思うんだ。
そんなときは場所や人に対する「枠」を変えてみるといい。
変えることのできる「枠」はふたつある。
ひとつは嫌な人間に会わなくても、接触しなくてもいいように、あなたが居るべき場所を変えること。
もうひとつは、あなた自身が人と接触するときのパターンを変えること。
ひとつめなんだけど、たとえばあなたがいる場所があまりにもトゲトゲしすぎていて大切ななにかをすり減らしてしまうようだったら、物理的にそこから離れてみてはどうだろう。
特定の人がしんどいときは、その人から離れてみては?その人との接触機会を意図的に減らしてみては?
ただし難しいのは、社会のなかで生きていこうと思うと人とまったく触れ合わずに生きていくことはかなりレアケースだってこと。
それが許されるのはきっと稀有な才能と人脈に恵まれたごくごく一部の人間くらいなんじゃないかな。
学校に行かなくてもいい。心が自分でも気づかない間におかしくなってしまうようだったら。
職場になんか行かなくてもいい。無意識に「死にたい」という感情が湧いてきてしまうようなら。
とは言ってはみたけど、それができたら苦労しないんだよね。
責任感が強いあなたならなおさらだ。
そんなこんなで実際には居場所をかえるのが難しかったりもする。だから、ふたつめの方法を提案します。
それはあなた自身が人と接触する方法を変えること。
まずはあなたが苦手な人や場の雰囲気を観察して分析し、その場のためになるようなことを率先してやってみて。
そうすることで、人や場は変わるから。あなたひとりが変わるだけでも大きく変化するから。
それでもやっぱり、どれだけあなたが頑張っても変わらないこともある。
そこでやっと、あなたは大手を振って逃げ出すことができるのかもしれないね。その場に見合った努力をしたのだから。責任を果たしたはずだから。
まとめると、まずは場の改善の工夫や努力をしてみようってこと。
そして努力や工夫をし続けたにも関わらずうまく行かなかったときに、いつでも別の場所に行くことができるようにあなた自身がスキルや資産を持っておくといいよってこと。
うん。これは一朝一夕でなんとかなることではないね。
ま、のんびりと余裕をもっていろんなことを積み重ねていってみてください。
なにかをはじめるのに遅すぎるということは、世の中の人が言っているほど多くはないと思うので。
まだまだまだ、あなたは成長できる。
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