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ONE PIECE×武士道〜①武士道とは??〜

こんばんは!

日本は無宗教の国だと言われます。

ただ、本当は無意識に日本人のDNAの中に刻み込まれているものがあるんです。

その正体が『武士道』だと僕は感じます。

例えば、弱いチームが強いチームを打ち負かすのを見て、気持ちがスッとしたりしませんか??

相手が卑怯な手を使っても最後まで正々堂々と戦う人にカッコ良さを感じませんか??

損をすると分かっていても、お世話になってきた人についていく姿に美しさを感じませんか??

これらは全て武士道精神に基づいた考え方なんです。

ただ、武士道精神って具体的にどんなこと?と聞かれて、自分でも分かっていなかったので、↓の2冊を読んで勉強しました✨

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そこで学んだことを、今回もONE PIECEを通して説明させてください(^ ^)

武士道が大切にしたことはたくさんありますが、今日はその中で2つ紹介します。

その2つとは、死に狂い忍ぶ恋です!

まず、『死に狂い』とは自分の命を顧みず、すべての物事に死ぬ気でぶつかっていく覚悟を持つことです。

武士道と云ふは、死ぬ事と見つけたり。

という言葉がありますが、まさにその通りなのです。

そして、命を懸ける最優先の対象は、禄をもらっている御殿様のためなんですね。

殿様のために何のためらいもなく討死が出来る覚悟を決めた人間が武士だったのです。

そして、2番目の『忍ぶ恋』について。

これは、決して叶うことのない遠い憧れを目指して生きること。その憧れに向かって、それを恋い焦がれて死ななければならないということです。

2つとも、現代からしたら相当失われてしまっている感性ですが、その通りに生きている人を見たら、必ず心惹かれるはずなんです!

だからこそ、ONE PIECEがこんなにも人気なんですね♪

そう!ONE PIECEはまさに、武士道の物語なんです。

ルフィが海に出てすぐのこの言葉。

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『海賊王になる!』

これこそ、まさに忍ぶ恋を表す象徴的な言葉です。

後にルフィは、

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宝がどこにあるかなんて聞きたくねえ!!宝があるかないかだって聞きたくねえ!何もわかんねえけど、みんなそうやって命懸けで海に出てんだよ!!

と発言していますが、これこそが遠い憧れですよね!

あるかどうか分からないもの。実現不可能なものに向かって命をかけることは、武士道精神の中の忍ぶ恋に違いありません!

話を戻して、もう一つ。

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海賊王になるって俺が決めたんだから、そのために戦って死ぬんなら別にいい。

この言葉は、まさに武士道精神の中の死に狂いの発想です!

遠い憧れに向かって、命懸けで突き進む!

これはONE PIECEの1巻のエピソードですが、この時点でONE PIECEが武士道の物語であることは確定しているんです(笑)

2020年、時代は令和になり、武士道なんて古い!

そう思う人も多いかもしれません。

ただ、僕たちは日本人。

どんなに失われてしまっても、武士道に憧れる気持ちが無くなることはありません。

身近なゴールを目指すのではなく、遠い憧れに向かって、自分の命を懸ける生き方を考えて見てはいかがでしょう?

今日も読んで頂き、ありがとうございました!

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