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行動する力

前回考える力というテーマで書かせて頂きましたが今回は行動する力というテーマで書いていきます。前回とも多少繋がってくるのですがいくら考えても行動に移せなければ机上の空論と同じです。では大人の視点からまた選手の気持ちとしてどうすれば行動に移しやすくなるのかを書いていきたいと思います。

■子供目線
私が子供を見ていてなかなか行動に移せない子はとても多いです。理由は様々ですが大体は怒られたくないか嫌われたくない、みっともないところを見せたくないになるかと思います。もちろんそもそものやる気がない場合もありますがそれはひとまず置いておいて、一番多いのは監督、もしくは親に怒られたくないという理由な気がします。失敗したら怒られるんじゃないか、間違った動きしたら怒られるんじゃないかそういう気持ちでいっぱいになってしまうとなかなか行動に移せず行動できない子になってしますます。もちろんそのプレッシャーをはねのけて挑戦し成長する子もいますがそういう子はほんと稀ですし全員が全員というのは難しいのが悩みです。


■なぜ行動する力が大事なのか
これも正直前回お話しした考える力と同じになってしまいますが、人から強制的にやらされたことはいいことであっても覚えてないですし嫌な気持ちになるものです。そしてこれは社会に出てもとても大切なことです。行動すれば良い方にも悪い方にも必ず結果が出ます。そして次はどうしようかを考えます。この一連の流れを子供のうちから習慣として身につけておけばそれだけでも他の人との差別化ができますし壁にぶつかっても乗り越えていける強い人に育っていくんだと思います。


■大人として
自分の子供が¨なんでいつもだったらできるのに¨や¨なんでこのくらいのことできないんだ¨と思うお父さんお母さんは多いと思います。また指導する側も同じ感情を抱くことはあると思います。そこでその感情を子供にぶつけてしまえば言うまでもなく子供は委縮します。そうすると行動することができずやがて野球をやりたくなくなるという負の連鎖に陥ります。私は子供がいるわけではないので親としてについては話せませんが学童野球の監督として普段どうやってるかをお話しできればと思います。私が指導する上で大切にしていること自体はたくさんあるのですがこの行動というテーマに関しては簡単にいうと 

1、とにかく失敗を恐れないこと 

2、とにかく攻めること 

この二つを大切にしています。もちろん高学年になればレベルも上がるのでもっと難しくなりますがとにかくとの二つだけは常々選手達には言っています。もちろん監督なので怒ることもありますが怒るケースというのは消極的なミスをしてしまったとき、消極的な行動をとってしまったときのみです。積極的に動きミスした場合は褒めたうえで次はこうしてみてごらんと言ってあげる。決して怒ったりはしないです。ただ消極的な場合はたとえプレーが上手くいっていたとしても怒ります。今が良くても必ずそのプレーは大きなミスにつながってしまうからです。あくまで一例ですべては書けませんしこのやり方が正しいかはわかりませんが大人はいい環境、チャレンジをどんどんしていけるような環境を作ることが大切だと思いますしこれは子供の親としても同じことが言えるのではないかなと思います。


■最後に
今回は¨行動する力¨ということで書かせて頂きましたが野球をやる上でというよりかは人生において必要なことなのかなと思ってます。野球を通じて人生で役立つことはとても多くだからこそ野球というスポーツは愛されるのかなと思ったりもします。私の学童野球の父母でもなかなか感情を抑えきれず爆発してしまう人、態度に出てしまう人は少なからずいます。そして後々の結果を見てみればのびのびとやってた選手の方が最終的に上手くなったり主力になったりするケースはとても多いです。感情を抑える難しさはお父さんコーチとして来てくださってる方を見てるので気持ちはとても分かります。ただグランドで感情を爆発してしまえばつらい思いをするのは子供です。またその子のお父さんお母さんがその子に対して怒りだすと監督、コーチもなかなか止めにくいというのが本音です。行動することができなくなってしまうとあの時やっておけばよかったという後悔も生みかねません。のびのびと野球をさせてあげられる環境さえ作れば野球は勝手に上手くなっていきます。その中でとにかく挑戦して行動して失敗して成長する。そうやっていけばさらに上手くなるスピードは上がりますしどんどん成長します。そして必ず野球が楽しくなります。そして社会人になった時に野球をやれてよかったと思えれば素晴らしいことだと思います。大人として難しいところは多々ありますが子供たちのためにも頑張って行きましょう。最後までお読みいただきありがとうございました。


※前回前々回等読んでる方は言葉の使い方変わったなと思われると思います。私自身年齢が若く学童野球でも敬語を使ってばかりなのでnoteを書く時くらいは敬語ではなく。。。と思いましたがやはり敬語の方が楽なのでこれからはこのような形で書いていきます(笑)これからもよろしくお願いします。

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