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ゴールデンウイークにアルコールを飲む時におすすめの薬膳

普段はなかなかゆっくりできないけれど、GWは次の日の事も心配せずにゆっくりお酒を楽しみたい人も少なくないのでは?

多量のアルコールは誰もが知っている様に肝機能を弱らせたり、アルコール依存等のデメリットもありますが、適度な量は昔から百薬の長と言われます。

アルコールの飲み方についても薬膳の知識があると、食材の性質や効能で体への負担を少なくして楽しむことができます。

ただし、量については本人の責任ですよ(笑)

アルコール全般によい薬膳

薬膳の効能で酒毒を下ろすと言われるものがあります。

・しじみ
・グレープフルーツ
・白菜
・柿
 などです。

アルコールを分解して悪酔い防止に効果があると考えると分かりやすいと思います。

白菜と柿はGW時期、なかなか手に入れにくいのでしじみとグレープフルーツの効能を解説しますね。

しじみの効能

お酒を飲んだ後に有名なのはしじみ。
味噌と合わせて温かい状態でいただくしじみの味噌汁は、しじみの肝機能を高める効果をより効率的に働かせる組み合わせです。


しじみ自体は体を冷やす性質なので、アルコールにより火照った体の熱を冷まします。
利尿効果で浮腫みや尿の出方の改善により二日酔いの回復に効果があるとされています。

締めのラーメンが食べたい時に、しじみの出汁が使われたあっさりラーメンがあると良いですね。

しじみのエキスを使った調味料も発売されています。

グレープフルーツの効能


グレープフルーツ
は胃もたれや消化不良、酔い冷ましや二日酔いにおすすめの食材です。
体を強く冷やす性質なので、アルコ―ルによって火照った体の熱を冷まします。

グレープフルーツの果汁を絞ったサワー系を選んだり、飲みながら食べるサラダに入れるなどで、グレープフルーツのアルコール分解効果を得ることができますね。

キャベツと大根とグレープフルーツのサラダは、消化促進に効果のあるものが重なるので唐揚げなどの揚げ物と一緒に飲む時におすすめです。


アルコールによってドロドロになる要らない水分をサラサラにする食べ物


アルコールを飲むのは体に熱を加えることになります。

ビールやチューハイのような冷たく冷やしたものは違うと思われるかもしれませんが、体の中に入れば徐々に体温で温まるため、ずっと冷え冷えではありませんのでね。

アルコールに加えて、揚げ物やこってりしたものを食べていると体の中に要らない水分を溜めている人は、それが熱によってドロドロになると考えてください。

油を使った調理の中でも、揚げ物は食材に最も熱を加える調理です。

ヘドロのようになったものは、年々血管の内側や皮下、内臓に溜まって行きます。

中性脂肪やコレステロールと呼ばれるものを中医学ではこのように考えます。

海藻類には軟堅作用と言って、体のヘドロを溶かして尿として排泄する効能があるので、おつまみにもずくやわかめ、めかぶなどを添えることで、ヘドロ化させるのをなかったことに。

まとめ

アルコールを悪者にしないために、一緒に食べる食材を選び、少しでも悪い影響をなかったことにすることができるのが「なかったことにする薬膳」です。

冷たいビールを飲むなら、胃腸を弱らせないために枝豆をおつまみで食べるのも、ワインを飲むならオリーブを食べることを習慣にすることも、食材の性質や効能を使った「なかったことにする薬膳」の一つです。

ゴールデンウイークのアルコールの飲み方の一つとしてご参考にしてください。


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