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30代まだ若いと思わずに、40代本気で始めて欲しいエイジングケア「女性の年代別特徴と着目ポイント徹底スタディ」

3回目となる『女性の年代別特徴と着目ポイント徹底スタディ』講座でした。

この連続講座は、薬剤師さん、ヘルスビューティ系サロンのセラピストさん、健康食品店のオーナーさんが受講されています。

全員が健康に関わるお仕事で直接お客様からの相談やアドバイスを含むお仕事をされる方々。

三回目の今日は30代と40代の体の特徴と着目ポイントです。

残念ながら30代は少しずつ老化が始まっています

まだまだ若いと感じる30代前半でも、老化はすでに始まっています。

中医学では、その人の老化は五臓の腎の老化と比例すると考えられています。

中国最古の医学書『黄帝内経』で女性は7の倍数年齢で成長と老化のステージに変化が現れると書かれています。

28歳までは成長し続けますが、28歳のピークを過ぎるとそこからは残念ながら腎は老化して行き49歳で閉経するという流れ。

20代までの体調の特徴にプラスして、この世代の家庭や社会での責任がストレスとなり体調に影響し始めるのが30代なのです。

ストレスは気が巡らなくなる「気滞」。

気滞から派生する不調を中医学的に紐解きました。

30代で、少しでも腎の状態や女性が不足しやすい血(けつ)の状態を底上げしていないと、閉経前の40代の体調に影を落とします。

40代、本気で始めて欲しいエイジングケア

40代はそれまでと体質が少し変わる人がいます。

それまでは手足が冷えると感じていた人が、頭や顔、手のひらや足の裏などの体の一部分の熱感を感じるようになることがあるからです。

これは若い時から引きついできた血(けつ)不足の進化したもの。
身体全体の潤い不足の陰虚の症状の一つです。

40代は火照り感や腎の衰え度合いに着目。

腎の衰え方は、それまでの生活スタイルや出産状況、出産人数などによっても人それぞれで、外見上の老化に差がつくのも40代です。

閉経が飛行機の着陸だとすると40代は、高度1万メートルの上空から着陸態勢になり、徐々に高度を落としている年代です。

高度の落とし方が急すぎると、平均閉経年齢の50歳をかなり前に閉経する人もいたり、着陸がなだらかでなく体への負担も大きくなる可能性があると言うこと。

つまり、更年期症状が出やすくなる可能性もあるのです。
なので、40代になったら「腎」のケアを始めましょう。

腎のケアこそがエイジングケアです。

次回は閉経と閉経後の50代、60代です。
30代になり腎のピークを過ぎたら、エイジングケアを始めましょう。
40代、50代が少しでも楽で健康的にすごせるように。

サロン、お店のお客様、薬局の患者さんへのアドバイスに役立ててくださいね。

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