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区の収支のはなし

区の収入源は区費で成り立っています。
屋久島の他の集落と同様に区費がなければ自治が成り立ちません。

平野区の区費の納入は各世帯を1口としています。
一般的な世帯で月額1,300円、年額15,600円です。

区費

これは、屋久島町内、各集落毎に決まりが異なります。
平野区では平成22年度(2010年)に改変されたものです。

現在の平野区の年代別構成比は以下のグラフのとおりです。

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平野区の区費基準では70歳を越えれば1,300円から300円に、85歳を越えれば900円から無料になることになります。
また、新たな移住者の場合、85歳以上の加入は無料です。

一方、区費の使い道ですが、昨年来「コロナ禍」により多くの行事が中止になっていることから、区費が例年よりも繰り越し額が増えています。
しかし、不足している設備、資産の老朽化などに対する積立てがされていない為、新たな予算計上が必要になっています。

現状、必要と思われる予算は
⑴公民館の網戸設置(新型コロナ感染症対策)※
⑵公民館の空調取り替え※
⑶公民館のガラス張替※
⑷公民館の床板張替
⑸公民館のコピー機取り替え
⑹運動公園のトイレ改修
⑺平野神社の改修
⑻平野神社の保険加入
このうち、今年度になってから⑴~⑶については予算化しました。
⑷については、令和10年(2028年)に町予算に大型改修として組まれています。
今後、それ以外を協議し、来年度以降の予算計画を立てると共に、区費の改変が必要かどうか検討していく予定です。

それとは別にジェンダー案件として、「男女平等の区費設定」と「高齢移住者」についての規定について検討しようと思っています。