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屋久島の入院生活

島内で入院できる病院はひとつしかない。ただ、診療科目は

外科・内科・産婦人科・小児科・形成外科・歯科口腔外科・耳鼻咽喉科・整形外科・脳神経外科・リハビリテーション科・眼科・泌尿器科・精神科・循環器科・放射能科・麻酔科

と多岐に渡り、病床数140と決して小さくない施設です。

島のたくさんの患者さんを支えるお医者さん、看護士さん、他スタッフの方々はとても気持ち良く対応していただいてます。

現在、島内で新型コロナ感染症の陽性確認された人が増え、この数週間で19名に上り、警戒レベルが、一気に4まで上がりました。今回は約半数が10歳未満にクラスターが発生したと報道されています。

そのため、入院時にはPCR検査が行われます。はじめてしましたが、鼻の奥に綿棒を突っ込まれて、いい気分ではないです。ただ、陰性を確認してから病床に移りますので、一旦、それは安心です。そして「原則、面会禁止」ということになります。

各検査をするにも、若い、明るいスタッフが多い印象です。
しかし、ほぼはじめての入院なので、誰が何の役目を果たしているのか、初めはさっぱりわかりませんでした。

看護師さんは日によって変わります。担当医の先生も昨日代わりました。聴くと、2ヶ月交代だそうで、丁度任期が終わる前だったという訳です。

起床時間は7時。8時朝食。12時昼食。18時夕食。21時消灯。これが基本で、間に往診や検査、栄養指導やリハビリ指導が入ります。

入院患者は見たところ、僕が最年少のよう。同じ階に保育室もあります。どうやら、同じ階の反対側には女性病床があるみたい。

食事はいつも温かいのを出してくれます。量が小振りな為、小学校の給食を思い出しました。毎回米食で汁物は有りません。でも、嫌いではない味付けで、残さずいただきます。こんなに毎食バランスよく食事するのは、実に久しぶりのことです。子供みたいと笑われそうですが、デミグラスハンバーグや親子丼はおかわりをしたいくらい美味しかったです。

はじめは水分の補給制限があり、カラカラで、利尿剤を点滴に打たれました。2日で点滴が外されましたが、肺の水が溜まらないように利尿剤を飲みます。お陰で体重が1割程落ちました。

入浴は希望すれば何回でも入れます。湯船がありますが、入る人は居なさそうです。タオルは自前ですが浴衣(寝衣)は無料で貸してくれます。

明日からリハビリだそうですが、お腹が減るのでやりたくないです。