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間伐ってどんなこと?

こんにちは。薬糧note編集部 小林です。

前回、当社社員4名が森林ボランティアとして、間伐作業に参加した記事を書きました。

そもそも、「間伐ってなぜ必要なの?」「間伐ってどんなことをするの?」といった疑問をお持ちの方もいるかと思います。

私も「除伐・間伐」ってどんな意味があるんだろう?と思ったので、間伐作業に参加したメンバーにいろいろ教えてもらい、とても勉強になりました。

間伐とは(ウィキペディア(Wikipedia)より引用)

間伐は、樹木の生長に伴って混み合ってきたが主伐には至らない森林で、樹木の生育を促すために間引くための伐採である。森林の荒廃を防ぐことで自然環境を守る事、林業では長期的な収入を得る事を目的とする。また、林床に太陽光線が届くようになり、日当たりが改善する事で下草が生育しやすい環境ができる。このため、土壌の流出防止にも繋がることから、土砂災害防止のためにも重要視される保育作業である。

一般的な間伐(定性間伐)のイメージ(出典:農林水産省Webサイト)

プレゼンテーション1

プレゼンテーション2

人工林は人間の手による保全が欠かせない

人の手が入らない森は、自然林や原生林と呼ばれますが、こちらはある程度手を入れなくても、自然環境が適切な状態に整えてくれます。

しかし、人工林はスギやヒノキが過密状態で植わっているため、自然環境のままで放置しておくと他の植物や動物の活動を阻害し荒廃してしまいます。

そのために必要なのが間伐です。

適切な間伐が行われることで、人工林の環境を保つことができ、他の動植物の活動も活発になります。水を蓄え、二酸化炭素を吸収してくれる役割を担うのです。

このように、重要な意味を持つ間伐ですが、昨今は林業の衰退により放置された人工林が増えてしまっています。間伐作業は、森林インストラクターさんにご指導いただきながら、素人でもできる活動のひとつです。

森林保全を通じて地球を守るための間伐作業。ぜひ興味を持っていただけたらと思います。

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