【農場】自社農場で、有機農業体験してきました!(前編)
2022年5月25日~2022年5月27日の2泊3日で農場体験を実施し、参加した6名で、肥料の散布、長ネギの定植、トマトの鉢上げ、にんにくの収穫などを体験し、有機農業への理解を深めました。
昨年の9月に自社農場の研修の様子を投稿してますので、まだチェックしてない方は、ぜひ、ご覧ください!!
今回の農業体験は、肥料の散布からスタート!!袋の中身は、近隣の酒蔵より提供いただいたウィスキーの醸造過程で発生する「麦芽の絞りかす」です。麦芽かすは産業廃棄物として処理されることが多いですが、SDGsの観点から農業用の堆肥として最近注目されています。再利用し、肥料として畑に散布していきます。
一袋の重さは、300キログラム!! 農作物がどのように育つかはまだテスト段階にありますが、今後の収穫が楽しみですね!
続いて、こちらは収穫した大根ですが、根が分岐していています。障害物に当たってしまうことが主な原因ですが、実際試食したところ、味は普通の大根と変わらず、おいしかったです。規格外のため市場に出回ることがなく、見る機会がないため、とても貴重な経験でした!ちなみに、こちらの大根は
形は悪いですが味などには問題なく、大切に育てた大根なので、社内でしっかり有効活用していきます!
続きまして、ニンニクの収穫です。
地上部の葉が全体の2/3ほど枯れたら収穫します。株元の茎を手で握り、真上に引き抜きます。うまく引き抜けない場合は、スコップなどで掘っていきます。収穫したら、葉と根をハサミで切り落とします。
にんにくの根は固いのでカットがとても大変!丁寧にカットしていきます。
よく見ると、紫色になっていますが、これはぶどうやブルーベリーに含まれる色素のアントシアニンです。
カットしたら、土のついた皮を丁寧にはがしていきます。
最後に、風通しのよい場所で乾燥させます。
続いて、トマトの鉢上げの様子。
セルトレイで育てた苗が大きくなってきたので、ポットに植え替えをおこないます。
そして、おなじみ長ネギの定植です。育苗ハウスで育った苗を畑に5センチ間隔でひとつひとつ手作業で丁寧に植えていきます。
■終わりに・・・
農場体験を通じて、普段わたしたちが数百円で購入している野菜ができるまでに、どんな手間や時間をかけているかを実際に経験し、収穫した野菜を食べることで、環境保護や食品ロスの問題を意識するきっかけになればと思います。
研修をやりきった研修生!お疲れ様でした!
後編では、研修の学びから得た研修生の考え方や心の変化などをご紹介いたします。
記事作成/薬糧note編集部 力田
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