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ボリビアへの寄付活動

当社が取扱いを開始してから20年以上経つボリビアの「ウユニの塩」。
この度、パッケージのリニューアルに合わせて、売り上げの一部をボリビアに寄付する活動が始まりました!

プレゼンテーション1

お客様にウユニの塩をご購入いただくことで、「ウユニ塩湖から得られる恵みを守り、産地を保護する活動の応援」につながることを目指しています。

プラスチックごみをエコレンガに

ボリビアでのリサイクル活動において、大きな課題となっているプラスチックごみ。ボリビアでは限られたプラスチックがリサイクル資源となりますが、多くのナイロン袋などはリサイクル資源ではなく、ポイ捨てや市のごみ捨て場に捨てられ、道路わきの灌木にはお花のように色とりどりのプラスチック袋がぶら下がっているそうです。そこで、プラスチックごみをレンガに変えるというプロジェクトが立ち上がり、寄付金は、このプロジェクトに使用していただくことになりました!

【エコレンガってなに?】                      プラスチックを溶かして作るレンガをエコレンガと呼んでいます。包装プラスチック(シールや飴などの包装)、シャンプーやヨーグルトなどの容器、ナイロン袋、ごみ袋、、、などが材料になります。プラスチックごみをレンガ風ブロックに再生する。それがエコレンガです。

プレゼンテーション1

リサイクル活動の支援の目的

今回寄付をさせていただいたNPO法人DIFARさんが活動支援を行っているサンタクルス県バジェグランデ市は、ほとんどの道路が舗装されておらず、土もしくは石畳でできており、石畳はとても古く、お年寄りの方が頻繁に転んで事故が多いそうです。この石畳を舗装してほしいと要望もあることから、プラスチックのリユースによる環境保全とともに、レンガを製作し販売することで、ボリビア人の収入源の一つとして定着することも目的となっています。

リサイクルできないストローや容器のシール、薄いビニール袋等、ポイ捨ての原因になっているプラスチックを原料に、リサイクルできない車の廃油を混ぜてレンガにしています。
まずは200個ほど製造して、ターミナルチケット売り場の入り口に敷いて、レンガの耐性を確認中です。 (NPO法人DIFAR様からの進捗お便り)

プレゼンテーション1

ウユニ塩湖のあるボリビア共和国は、急激な観光化により生活環境のインフラの整備が開発に追い付かず、近年は環境汚染が心配されている状況です。​
ウユニ塩湖の塩は自然の影響を直接受ける素材のため、今後もウユニ塩湖の塩を継続してお客様にご紹介し続けられるよう、輸入・販売者の責任として少しでも現地の環境保全に貢献したいという想いから、今回の取組みをはじめました。
塩は賞味期限は無いものの、湿気を非常に嫌う原料のため、一般的にパッケージは主にプラスチック袋が採用されていることが多いです。
今回のパッケージリニューアルでは、品質を保持しつつ、可能な限りプラスチック削減にトライしました。資材業者さんと試行錯誤し、紙を50%以上配合した素材でパッケージをリニューアルすることができ、ボリビアへの寄付活動とともに、「ウユニの塩」が流通する日本の環境負荷も軽減できたことをうれしく思います。(企画担当:社長室・K課長)

黒瀬さん

できることから少しずつ。それが当社のSDGsへの取り組みのベースです。

薬糧note記事担当/小林

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