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ITツールによって変わる働き方に対応するために

こんにちは、ミョウガ(夫)です。

最近新しい働き方ということで、リモートワーク(在宅勤務)をされている方も増えてきていると思います。私もその一人で、現在週4日はリモートワーク(在宅勤務)です。最初は、強制的にリモートワーク(在宅勤務)という環境になりましたが、思った以上に仕事に支障は出ていません。

そうすると、今後このリモートワーク(在宅勤務)がこれからの新しい働き方のひとつのスタンダードになっていく気がします。

今後、新しい働き方が求められる中で、今まで以上にITツールの重要度が増しています。ビデオ会議のZoomやGoogle Meet、 MicrosoftTeams、チャットツールのSlackやLine works、Direct、クラウドストレージのGoogle DriveやBOXといった具合に日々の業務でITツールを使わない日はありません。

これだけ多くのITツールに囲まれることで、求められるスキルや働き方も変わってきている気がします。ITツールによってどんな変化が起きていて、どう対応していくべきなのか考えてみました。

SaaS化したことによって、知識のアップデートが必要になった

昨今のITツールはSaaSとして提供されていることがほとんどです。

ちなみにSaaSとは、wikipediaによると、

SaaS(Software as a Serviceの略語)は、必要な機能を必要な分だけサービスとして利用できるようにしたソフトウェア(主にアプリケーションソフトウェア)もしくはその提供形態のこと

ということです。

もう少し私なりに解釈を噛み砕くと、今までは一度製品を購入したら、それを使い続ける、という形だったんですが、SaaSでは、製品を購入するというよりは、その製品を利用するためにサービス料を払う形です。

一度の買い切りではないので、定期的に最新版にアップデートされ、どんどん新しい機能が追加されたり、見栄えやボタンの位置が変わったりします。

例を挙げると、最初はセキュリティに問題があると言われていたZoomですが、5月に13回、6月には7回、7月には6回のアップデートがされています。

もちろん最新版になることで、セキュリティが強化されて、安全性が増したり、不具合が修正されたり、機能が追加されて、使いやすくなったり、とメリットは多いのですが、使う我々ユーザー側の負荷も上がっています。

今までのITツールは一度使い方を覚えればそれでOKでしたが、SaaS型で提供される昨今では、どんな機能が追加されたのか、その機能はどのように使うのか新しく覚えないと使いこなすことができません。

つまり、新しくなった分我々も勉強することを強いられるのです。

だからこそ、これからITツールを使いこなすために、1回使い方を覚えるだけでなく、どんなアップデートがされたのか、どんな機能が追加されたのか、そういったところへの情報感度を高く持ち、知識をアップデートすることが必要になりました。

UI/UXの重視によりマニュアルがなくなった

最近のITツールではUIやUXが重視されるようになりました。これも従来のITツールとは変化してきている点です。

またWikipediaから引用しますが、UIとは、

機械、特にコンピュータとその機械の利用者(通常は人間)の間での情報をやりとりするためのインタフェースである。

UXとは

人工物(製品、システム、サービスなど)の利用を通じてユーザーが得る経験である。しばしば「UX」と略される[1]。「ユーザー経験」「ユーザー体験」などと訳される。
よいユーザーエクスペリエンスを達成するために、ユーザビリティ工学、インタラクションデザイン、ユーザー中心設計 (UCD) あるいは人間中心設計 (HCD) などが実践される。

ということなんですが、私なりに意訳させていただくと、「UIやUXを重視する」ということは、ユーザーがより直感的に使いやすいように設計し、機能や画面を作る、みたいな感じです。

直感的に使えるようになることを目指す代わりに懇切丁寧な分厚いマニュアルがなくなりました。

もちろんいい側面も多分にあるんですが、ユーザー側の直感、つまりある種の想像力に委ねられるわけです。

ちなみに私は最近iPadを買ったんですが、最初に通知センターを見つけることができませんでした。昔から持っているiPhoneだと通知センターは下から上へスワイプだったので、とりあえずいろんなところを適当にスワイプしてたら、見つかりました。(正解は、画面の右上を画面外から下にスワイプすると出てくる)

ユーザー側に想像力や、類推力が求めらるわけです。

いやググればいいじゃない、というお言葉もあると思うんですが、実際その通りです。

想像や類推が及ばなかったらググる。その通りなんですが、これも従来とは違う点です。

与えられたマニュアルを読むではなく、自分からインターネットで情報を取りにいく能動性が必要になります。

さらにいうと、インターネットには非常に情報量が多いため、自分の欲しい情報を見つけるために、“どんなキーワードで検索するとたどり着けるのか”をしっかりと考える必要があります。

慣れている人からするとさも当たり前のことのようですが、慣れていな人からすると意外と大変なステップです。

想像力や類推力は間違いなく必要ですし、とりあえず色々試してみる、という心構えが必要になります。さらに、そのあとはキーワードを考える技術が必要になります。

最後に

改めて書き起こしてみると、最近のITツールは便利になってきたと言える一方で、使う側の努力も必要とされていることがわかってきました。

何もせずに便益を享受できるわけではなく、便益を享受するための努力が必要になっています。

ITツールに振り回されるのではなく、ITツールを使いこなせるようになるために、ちゃんと日々精進していきたいなと思います。

それではまたどこかで

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