青春の思い出が詰まった、Macbook Air 2012が動かなくなった話
Macbook Air 2012 との出会い
Macbook Air 2012 は、
私が大学入学時に初めて買った、自分だけのノートPCだ。
大学生になった時に先輩や、ちょっとお金持ちの友人たちが
Macbook を持って授業に出たり、
Macbook を持ってスタバで勉強したり、
Macbook を使ってプレゼンをしたり…
Macbook をただ持っているだけでとてもかっこよく見えたのを
強く覚えている。
「あんなふうにかっこいい大学生になりたいな」
「Macbook さえあれば少しはかっこよく見えるかな」
大学生になりたての私はそんな「かたち」から入った者の一人だ。
そして Macbook を使うにつれて、
その洗練されたデザインと、アプリケーションの使いやすさから
Apple 沼に引き込まれていってしまった。
（この Apple 沼の話はまた今度）
ついに動かなくなった、初代相棒
このMacbook Air 2012 には、4年間の大学時代の思い出が詰まっている。
・サークルの友人といった数々の旅行
・短期留学で過ごしたアメリカ、スペインの写真
・学科の友人たちと過ごした合宿
・留学生との交流
・毎日撮っていた風景写真
etc…
写真から動画まで、何もかもをこの Macbook Air にいれてきた。
当時容量が少なかった iPhone で写真や動画を撮り、
この Macbook Air にわざわざ移し替えていれていた。
卒業時はこの Macbook Air に入った思い出たちを使って
この Macbook で動画制作をしたりした。
あまりの思い出の数々に
涙が止まらずに作り続けたのを今でも覚えている。
そんな初代相棒がついに動かなくなった。
起動した際に「？」のマークが表示され、画面が止まってしまったのだ。
上記リンクに飛ぶと、この対処法が書かれているのだが、
いかんせん10年前のノートPCのため、
操作UIが少し異なっており、本当にこの手順で良いのかわからない。
また少しでも別の選択肢を選んでしまったら
中に入っているデータが全て飛んでしまうのではと
怖くて何もできない。
icloud サービスができた時点でアカウントを同期していなかったため
データはどこを探してもこのPCにしか入っていない。
Google先生に「Macbook 動かない データ紛失」を聞いても
民間業者の案内サイトがたくさん出てきてしまい、
それが正しい指示なのかどうかもわからない。
困り果てた私はついに、初めて、Apple チャットサポートを利用した。
丁寧で安心なApple チャットサポート
お問合せ「チャット」からチャットを起動する。
するとすぐに、Apple サポートの方が反応をくれる。
残念ながら個人情報が含まれるためスクショはないのだが、
1分も待たないうちに Apple サポートの方がご連絡をくれた。
そこから症状を説明し、
エラーから試した内容についてこちらからチャットした。
Apple サポートからもいくつか指示を受け画面を操作し、
結果を確認したところで今後の方針について教えていただいた。
結果、私の手ではもうこの Macbook Air 2012 を
動かすことはできないと判明した。
専門の業者にデータ抽出をお願いすることを勧められ、
また Apple サポートから民間業者も教えてもらった。
約１時間かけて、丁寧にここまで教えていただいて
何の疑問も残らずに次のステップへ行くことができた。
非常に丁寧なプロフェッショナルな方で
「さすがApple…（パートナー企業かもしれないけど）」と思った。
最大18万をかけて青春を取り戻す
民間業者に連絡したところ、
データ抽出には最低でも4万5千円、
もし内部が破損していたりすると最大でも18万かかると説明された。
高い。
高すぎる…。
けれど4年間の、人生で一番楽しかった思い出たちを
ここで諦めるわけにはいかない。
お金を払ってでも青春を取り戻せるのであれば
惜しまずにお金を出そうと思う。
あの頃にはもう帰れないけど、
あの頃の写真や動画を見て
あの頃の思い出や気持ちを取り戻すことはできるから。
これからが査定なので、実際にいくらかかるかわからない。
データ抽出が完璧にできるかどうかもわからない。
でも私はこの賭けに賭けようと思う。
（実際に完璧にデータ抽出できないときは金額かからないらしい）
この結果はまたいつか、note で報告します。
戻ってこい、私の青春！
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