転職エージェントから「あなたの年齢からやりたいことは見つからないと思いますよ」と言われて4年

「あなたの年齢(当時23歳)からやりたいことは見つからないと思いますよ」

大学卒業をして、正社員として働き始めて半年以上経過してからのことです。何か働き方に違和感を感じ、僕は転職活動をしていました。
この言葉はその時のエージェントから言われたことです。


高校、大学となんとなくで乗り切ってきた僕は、社会人になって初めて違和感を感じている自分に気づきました。「このまま僕は給料日と休日を楽しみに仕事を続けるのか?」「何のために働いているんだろうか?」と、そんな声があることに気づきました。

そんな不安を打ち消すために、読書をしたり、仕事の休み時間にブログを書いたり、プログラミングスクールの説明会に行ってみたり、友達に紹介されたコーチングを受けてみたりしました。

そうやってどんどん向上心高く、自分の人生をより良くしようするごとに、職場の方との温度感のギャップに苦しむようになりました。

そして、転職エージェントを利用するようになり、ある会社を紹介されて僕の人生が変わり始めました。僕はその頃、「マコなり社長」のYouTubeにハマっていて信者のようになっていました。そして、紹介された会社がマコなり社長の会社でした。電話面接を受けて、いろいろ話していくと僕とは全然違う視点から物事を見ていて、僕の”好き“の定義とその面接官の”好き"の定義が違うことに気づきました。

その頃の僕の好きの定義は、車好きだから車の会社に入ってしまうってやつです。車の会社でも営業なのか事務なのかで自分の適正はかなり変わってきます。でも僕はそんな領域でしか物事を見ることができていませんでした。


その面接官は「私は今好きなことを仕事にしています。」と自信を持って言いました。面接が終わってから、僕も自分も好きなことを、やりたいことを見つけるという強い意思を持って、転職エージェントに転職活動を辞める意思を伝えました。


すると、いろいろ僕の現状を説教ぽく言われた後に「今の年齢(23歳)ではからやりたいことは見つからないと思いますよ」と言われたのです。


僕はこの言葉にとても感謝しています。当時言われた時は本当にむかつきました。でも、否定されて怒りを覚えるということは自分にとってそれはすごく大切なことだったんだと思います。




そこから約4年が経ちました。

現在は自分のビジョンやミッションが明確になり、自分の軸ができ、傾聴やコミュニケーションを通して誰かを笑顔にしたい。そして、自分が常にスキルアップし続けることで自分と同じような人を助けたい。そんな思いで生きています。

現在転職活動中で、月初に一社内定が出ました。
入社するかどうかこれまで通り直感で、自分の心の声に素直に行動しようと思います。

その瞬間だけを切り取ると一見ネガティブに見える事柄でも、もっと広い視点で見るとポジティブなことになるんですね。

おわり

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