黒糖とラムが香る!グルテンフリー・キューバン バナナパウンド
最近機会があればいろいろなロースターに入ってみてます。
雨上がりに川沿いのカフェで一息入れたときのこと。
最初に口にしたときの味わいが、時間とともに変わっていくのがたのしい。
家ではコーノ式で簡単に入れていたけれど、こちらのお店のハンドドリップを見て、カリタのウェーブドリッパーも揃えてしまった…。
いれたてのハンドドリップコーヒーは、集中して味わって飲むと、
なんというか、覚醒作用(カフェインだから当然ですが)とか、
その他成分で気分まですっきりする感じがあります。
もともとそれほど胃が強くないのでたくさんは飲めないけれど、
入れたての酸化してない熱いコーヒーって、
自分の体にとてもなじむ感じがあります。
米粉のグルテンフリーケーキは
おいしいコーヒーにも合う
今はグルテンフリー実践中なので外では焼き菓子が食べられないです。
外ではほぼ100%、小麦粉使用なので。
おいしいコーヒーと、ちょっと何か甘いもの、という楽しみがなくなってしまいました(外での話)。
なので、家では米粉を使ってコーヒーに合うケーキを作ります。
小麦粉と違う点は、グルテンが含まれないということがありますが、
食べたときに感じる違いは、なんといっても米粉のしっとり感。
これがおいしいコーヒーともマッチします。
コーヒーに合うのはこんな米粉のケーキ
「ラムと黒糖が香るパウンドケーキ」
こちらは米粉のパウンド。おいしいコーヒーによく合う。
小麦粉と違う米粉の特徴はなんといっても「しっとり感」。
組成はコメと同じだから、常温だと冷ご飯のようになるのでは?
と思いますが、それは米粉パンの場合。
(米粉パンも蒸気で蒸してあげるとふんわり極上のおいしさになります)
米粉のお菓子は、副材料(卵、バナナなどくだもの、油脂、砂糖など)のおかげで常温でもしっとりです。
独特のもちっとした感じがかすかにあって、それがおいしさでもあります。
今回のケーキは、難しいところはまったくありません。
ハンドミキサーがあるとラクにクリーミーに泡立てられますが、
なくても砂糖が溶けるまで混ぜればよし。
ポイントはバナナが熟してること。
フォークでラクにつぶせる感じまで熟させるのがおすすめ。
そして、砂糖は黒糖を使うところがみそです。
黒糖のなんとも言えない香りがバナナと相性がいい。
色が黒いので生地に色が付きますがかえってエキゾチックな感じ。
ラム酒は焼き上がりの熱いときに刷毛でたっぷりと。
添えるクリームにもラムと黒糖を加えます。
キューバっぽく、夏のイメージですが、夏でなくても、バナナの完熟があればおいしく作れます。
私は脂肪分低めの生クリームを使いますが、
ラムを入れるとクリームは軽くても、風味は濃厚です。
バナナに振りかけるレモン汁とレモンのすりおろしはお好みで。
入れても入れなくてもOKです。
私はレモンの酸味が全体を引き締めてくれるので入れました。
レモンで全体のバランスが締まりますが、酸味も多少加わるので、
苦手な人は外してください。
材料
バナナ 160g(小2本位)
レモン果汁 小さじ1
→なくても大丈夫です。
レモンの皮すりおろし レモン1/2分
→なくても構いません。
卵 2個
黒糖 50g
(黒糖は小さくて硬いかたまりがあるのですが、気になる人は一度ふるうと溶けやすいです。溶けない状態で焼いても自然と溶けてなくなってしまいますが)
バター 35g
アーモンド粉 30g
米粉(玄米粉) 80g
→もし玄米粉を使う場合は焙煎していないタイプで!
焙煎タイプの玄米粉は恐ろしく水分を吸収してしまいます。
ベーキングパウダー 5g
ラム酒 大さじ1位
生クリーム 100g
黒糖 8~9g
ラム酒 小さじ1
下準備
●型にベーキングシートを敷き込んでおきます。
●バナナはフォークで潰し、レモン果汁をかけて混ぜておきます。
国産レモンなら皮のすりおろしも加えてみてください。
作り方
①卵(室温)をほぐし、黒糖を加えてハンドミキサーで泡立てます。
泡立て器の場合は砂糖を入れて溶けるまで混ぜればOK。
②つぶしたバナナ、溶かしバターを順に①に加え、ゴムベラで混ぜます。
③アーモンド粉を加え、軽く混ぜたら米粉とベーキングパウダーを加えます④底から返すように、周囲を落としながらよく混ぜます。
⑤一体になったら型に流し、底を手のひらで軽くトントンし、180℃のオーブンで35分焼きます。
かなり濃い色になるまで焼いた方がおいしい。
時間になったら竹串を刺してみて生地が付いてこなければOKです。
熱いうちに刷毛で全体にラム酒を塗ります。
おまけ
適当な厚みにカットし、ラップして冷凍保存がおすすめ。
いつでも取り出してグルテンフリーのおやつが楽しめます。
冷凍庫からそのまま持ち出して出先で食べるというのが私のやり方。
常温に戻して、蒸して食べるのもおすすめです。
湯気の立つ蒸し器に入れるとほわっとやわらかく頂けます。
レンジではなくて、ぜひ蒸し器で、、、。
レンジだとぐちゃっとなってしまうのでやらないほうがいいくらい。
面倒でなければ、やってみてください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?