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沿線キーパーソンとめぐる各エリアは魅力的だった|2023

先に書いた『埼玉キーパーソンとめぐる各エリアは魅力的だった|2023』。キーパーソンに案内いただくと、どの地域にも固有の魅力がある。埼玉にはいま、あらゆる地域にキーパーソンがいる。つまり埼玉県内いたるところが実はすでに魅力的。そんな仮説を実証するツアーを、寄居、鳩山、北本、熊谷妻沼、熊谷星川、宮代杉戸と重ねてきたという話。

これと並行して進んでいて、回を重ねるごとに拡大している企画があります。それが『東武東上線の会』。

はじめたのは、東武東上線沿線でゲストハウスを経営する3人。北からmujaqui上田嘉通さん(寄居町)、小川まちやど中市里美さん(小川町)、ちゃぶだい西村拓也さん(川越市)。はじめは東武東上線でまだ降りたことのない駅を降り、店に入って飲んで語らうという企画。寄居駅がキックオフ回、その後、柳瀬川駅、朝霞台駅と回を重ねる中で、企画が変わっていきます。

ゲストハウス経営者縛りを外して参加者を沿線にゆかりのあるプレーヤーに拡げよう、そして飲む前には、沿線の駅に縁のあるメンバーに周辺エリアを案内してもらったら楽しいね!

6/22武蔵嵐山駅、7/24坂戸駅(夜のみ)、8/21鶴瀬駅、9/19小川町駅、12/1新河岸駅。プレ段階から数えれば8駅、そのうちまちめぐり回が4回。開催するたびメンバーが拡大し成長中の企画が『東武東上線の会』です。

矢ヶ部は途中からの参加で、上記は聞いた話をもとにして整理したものです(もし訂正あればご指摘ください←発起人メンバー)。

小川町から川越や池袋の間を急行で行き来していた矢ヶ部は、急行の通過する駅にはこれまで縁がありませんでした。車窓から見えていたはずの沿線のまちのことを何も知らない。東京(池袋)から上州(高崎)まで繋ぎたかったが途中の寄居で終点となった歴史的経緯も、某コミックソングで「駅が5つか6つ過ぎると全部埼玉」と歌われていたことも知らない。

そんな東武東上線の駅まちに焦点をあてて、地縁のあるキーパーソンにご案内いただけば、なんともオツな世界が見えてくる。『東武東上線の会』は、そんな探究心がくすぐられる企画です。

以下、自分が参加した会の様子が分かるSNS投稿を備忘録的に整理しておきます。後日、ほかの参加者のSNS投稿なども参照しながらブラッシュアップできればと思います。

東武東上線の会|2023年開催
01 寄居駅(飲み回)
02 柳瀬川駅(飲み回)
03 朝霞台駅(飲み回)
04 武蔵嵐山駅(まち歩き+飲み回)
05 坂戸駅(飲み回)
06 鶴瀬駅(まち歩き+飲み回)
07 小川町駅(まち歩き+飲み回)
08 鶴瀬駅(まち歩き+飲み回)


鶴瀬駅 2023.08.21

俯瞰図

8/21東武東上線の会、鶴瀬駅編。
普通に駅からまちを歩いても見えてこない、レイヤーの深い埼玉の味わい。

鶴瀬駅から
・水子貝塚公園、太古の海
・公民館カフェの舞台、水谷公民館
・関根さんのガレージ、斜面林
・ももクロと学園通り
・島田さんの大地の再生
・下鶴間氷川神社の水脈
・ソラシドさんの有機栽培
・オープン前の空水堂

埼玉が決して均一的な風土ではなくエリアごとに薫るテロワールがある。それを浮かび上がらせる見事なコース設定、プレゼンテーションに感服いたしました。
ご案内頂いた 関根健一 さん、島田智行 さん、ありがとうございました!

矢ヶ部Facebook投稿
https://www.facebook.com/shinichi.yakabe.5/posts/6697660910338572

小川町駅 2023.09.19

9/19東武東上線の会、小川町駅編。
矢ヶ部はこの日、せっかく小川町のコワーキングロビーNESToにいながらも諸々の打合せが重なり、まち歩きの部には参加できず。

ただ、昼前にお会いしていた久保田ナオさんにダメ元で東武東上線の会のことをお伝えすると、参加して頂いただけでなく素敵なグラレコ写真がバシバシにアウトプットされてきてびっくり。現場にいなくてもその場の雰囲気や何に関心が向いたかはよく分かる。すげぇ。

というわけでこの日のことはナオさんのイラストをご覧頂くのが良さそう。

埼玉県小川町のコワーキングスペースNESToへ 矢ヶ部...

Posted by 久保田 ナオ on Tuesday, September 19, 2023

一応、矢ヶ部Facebook投稿
https://www.facebook.com/shinichi.yakabe.5/posts/6417457638358902

新河岸駅 2023.12.01

12/1東武東上線の会、新河岸駅編。
今回は川越駅のとなり「新河岸駅」へ。

行政区で言えば川越市とふじみ野市にまたがるところ、江戸への物流動脈の起点・新河岸川の流域として見れば、暮らしベースの自然な圏域が見えてくる。その辺りを感じ取れるような案内ルート設定に感服。

車で新河岸川流域を感じながら、「福岡河岸記念館(旧福田屋)」。記念館の風情とクオリティに垂涎狂喜乱舞。かつての新河岸の風景写真がまた素敵。離れの3階が開放される日にぜひ再訪したい。

隣接する蔵では荒木さんの事務所「maao」とその1階の「Hill Pine's Coffee Roasters」。蔵の中は穏やかな雰囲気で、特に足元が寒くなく、先ほどの記念館で足裏がだいぶ冷えていたことを逆に実感。熱環境は大事。

駅に戻り今度は西側を徒歩で。おそらく昭和40年代頃に区画整理されたエリアで、ある程度まとまった農地ありながら、当時の面影のある古い建物、バブル期の名残のある建物、新建材が主流の建替えられた建物が混在する穏やかな雰囲気。

なんの変哲もない住宅街に見えて、そんな中に穿たれた「琥珀月夜菓子店」「おすし雑貨研究所、松」「パンピーポー」をめぐる。ディグれば出てくる個性的、個性的すぎるお店たち。それぞれで店主と荒木さんが会話する様子がまた素敵。

懇親会にも大勢が参加して盛り上がった、おそらく今年最後の東武東上線の会。

いやぁ、堪能しました新河岸エリア。
荒木さんありがとうございました!

矢ヶ部Facebook投稿
https://www.facebook.com/shinichi.yakabe.5/posts/6671973799573950


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