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#ツイキャス文字起こし : #2 少子化と日本の未来に関する個人的な見方 (2023.04.04)

↓の動画の文字起こしになります。

土曜日の夕方に久々にゆっくりできてたんで
TBSの報道特集を見たら
日本と韓国の少子化の話を取り上げていまして

韓国の少子化の住み具合は
出生率1を切っているってところから分かる通りで
とにかく異常だと

そこにあるのは経済的な理由と
教育にかかるコストの問題ですね
日本もいずれそうになっていくのかという話ではあるんですけども

皆さん受験競争を思い浮かべると思うんですが
今は東大とか早慶出て企業に就職するよりも
例えば海外の寿司屋で働いた方が収入がいいみたいな
そんな時代になってしまった以上は
これまでのホワイトカラー的なその成功モデルというのも
そういう夢を見るというのは
そもそもありえないかなって
そういう時代に入りましたよね

それでも寿司職人・板前・調理師とかになるには
資格とか勉強がいるわけなんですけど

そういう意味ではグレートリセットが始まったかなっていう印象があります

こんな自分もそういう大学の理系を出て外資入って6年間勤めて
今は東証プライム上場のところで働いてますけど

変にギリギリを求めるとは違うことをやってた方がいいような気もしますね
なんかそれもったいないと見るかどうかってあるとは思うんですけれども

少子化問題に関して関係するのかなぁ
算数・数学を苦にしている時点で
人生が詰む確率は多分かなり上がる

その上で英語喋れるとか読み書きできるとかできると
多少は美味しい思いができる
そんな感じなんですよね

自分は新卒で外資に行きましたけど
たまたま採用とか応募とかの書類が書けたのが
そういうところだけだったので応募して
内々定が出たから就職先はそこにした感じだったんですけど

今思うと理系で英語できると程度に武器になってた時代は
多分終わりを迎えつつあって

普通にホワイトカラー職で頑張る方向よりも
例えば寿司職人になって海外の寿司屋で働いた方が美味しい
給料が良いなんて逆転が起きてますから

それを考えると成り上がりとか成功モデルという
昭和の人生双六もしくは平成の双六とはとは異なった様相が
この令和の時代の人生双六になっているような気がします

ですから子供これからって言った時に
どういう方向に意識付けするのかというのは
難しい問題だと思っていて

興味の問題とかできることとか見て
親がそれなりに観察してやっていくしかないのかなと思います

何々させなきゃみたいなことやっていると
子供自身が潰れてしまう気はします

教育費とか習い事
塾とか予備校とかって話は結構大きくて
下手にあれこれやらせて子どもが結局パンクするんですよね

やることやらないことのメリハリはつけておかないと結構厳しいのかなと

いつでも何でもできる
総花的にに全部やるっていうのは
もう大人だったらそんなのはないと思うんですけど
実は小さい頃からやっぱりそういう意識付けとかは
はっきりさせておいた方がいいっていうのが僕の周りの人間を見てる感想ですね

だから同級生でも小学校低学年の子供がいる人がいて
塾とか予備校がちょっとねっていってましたね

自分も四谷大塚の日曜教室を小学校5,6年の頃だけやってます
そのぐらいでしたけど

どこにどう時間かけるかお金かけるかって話なんです

かけたお金っていうよりも時間の使い方の方が大きかったと思いますね

この話だと低学歴教育ママという地獄の話とかも出てくるんですけど
自分ができなかったことを子どもに代替的に達成してもらうみたいな
親の敗者復活戦みたいな話って昔から言われましたけど

今ってそういうのはありえない
それこそさっき言った人生双六が変わった
ルールが変わったって話と表裏一体なんですよね

それを考えると自分も子供できた時はちょっとどうするかあると思うんですけど

算数・数学は苦にしないとか得意になってて欲しいなって思うところはありますね

あと英語どうするかですけど
小学校で英語教育が始まりましたが
家の方針で僕は小学校5,6年時は
四谷大塚通いながら基礎英語のラジオ講座を聞いてました

それは今となっては大きくて
耳を作っておくって重要なことだったかもしれないです
だからそういうのも必須だと思いますね

それに理系プラス語学も多分英語だけじゃダメ
中国語とかスペイン語とか
もう1カ国語が使えるようになってた方がいかというのは
これからの時代は大きいかもしれない

今後どういうところでやっていくのかって大きいかなって気がしますね

あと一部の理系出身の研究職だとかちょっとヘリの人たちだと
自分の子供が理系に向くとかいうのであれば
大学入試スキップするために子供を高専に入れて
学士編入で工学部を狙うみたいな話も聞くようになってきてます

これまでの学歴のあり方から変わってきてるような気がしますね

それ考えるとうちの父親の経歴って不思議なんですよね

勉強嫌いというわけではなく
そこそこ地頭良い人っていうタイプだったから
あの年代とか世代だったら工業高校行って
手に職的なこと道を選んぶってケースが多かったらしいと
個人的に聞いてるんですよね

うちの父親はなぜか地元の公立高校の普通科に進んで
1年浪人して早稲田大学理工学部の機械工学科進学っていうのが
面白いと思うんですよね

しかも父親は高校時代はラクビー部だったんで体育会ですよね
うちの父親の面白いところって
体育会系プラス理系っていうところが特殊ですよね

意外とこういうのも世の中で引く手あまたなのかもしれないです

何かしらプラス1もしくは2つくらい持ってるっていうのは
意外と10年20年もっと30年とか50年先のこと考えると
それが武器になるって例を見てるんで

どういうキャリアプランというか何を武器にするかって
多分その時に取れる選択肢の中で取った上で
後は神のぞ知るみたいなところがあるのかもしれないです

これは結構大きい問題だと思います

あと情報工学系の話ところで教えてる親戚のおばさんが言うには
情報工学やIT関係って女性向けの職場が多いのに
なぜか女の子が来ないって言い方をしてました

それは意識付け・動機付けの問題なのかなっていうのは結構大きいと思います

一時あったリケジョの話でも小保方騒動でしぼんじゃったわけなんですけども

ある種の偏見というのも擬似的にそう見えてるだけであって
根っこは違うんじゃないかなと思う

男女比であるとか
ああいう環境にいるのをどう思うみたいな話で

職場に工業高専卒の女性の人がいたんですけど
環境や性格もなんかきついし
その後なんか辞めちゃいましたね

個別例もあるんですけど
環境に耐えられるか否かっていうのは厳しいみたいですね
環境改善って必要なのかもしれないです

かといって女子枠を設けたところで
ある意味下駄履き措置ですから
数学が得意とか好きだったら
こういう道もあるよって選択肢を
プレゼンテーションとして出しておく

それは重要なことだと思うんですけど
そうは言っても下駄履きしているって
卒業生が見られる弊害も当然出てくるだろうというのは
理系学部の教員やってる親類女性が口を揃えて言うので
これは難しいところだと思います

ただ一つ言えるのは国公立はいいとして
私立の理系の学費をどうやって安くするとか枠広げるとか
理系の方向に進むっていうのは
人生の選択としては結構大きいんじゃないかなと思ってます

穴場なのは地質とか土木とか地学系で
なぜかっていうと資源とか土木とか色々仕事あるから
実はそういう本面の卒業生の収入が良いらしいんですよね

今はみんな情報工学系とか受けに行くから
東京大学理科I類の進学振り分けとか
東工大の学群ごとの倍率が偏っちゃってるみたいですけども
もうそろそろもう終わりじゃないかって話です

そんな感じの話は聞いてます
どういう進路を進むのが良いのかわからないです

ただ身のふりを間違えた系の行き先が
コンサルとか投資銀行だっていうのも笑っちゃいますけどね

他人のことを言えた立場じゃないですけど
金融は止めておけって銀行勤めだった親戚に言われ
かといってコンサル受けたけど人が合わないんですよ
そういう問題解くとかケースとかでやってもわかりますよね

頭回っていないから
それまでに出たことないアイデアが出やすいからというので
アイディア出すために午前1時に会議をセットするとか
そういうのは個人的に流石にお付き合いいたしかねましたね

自分の場合はそういうシンプルな理由もあったわけなんで
だから何って感じはあるんですけど

何やってればいいのかって本当大きいと思います
何やってればいいかって本当にわからないです

本当にその時でその時でできることやって
山で言えば稜線と嶺をつたって歩く感じになるのかなと思います
人生はそういうものだと思うので

塀の上を走るような環境にいると身を崩す人もいっぱいいますから
回りの人間を見て思ったのがそんな感じですね

まとめととして言うならば
塾とか習い事っていうのある意味投資かもしれないけど
それが長期的に何の役に立ってるかっていうのを見て考えた方がいいと思うし

本人も言われてやってるだけみたいに思ってんだったら
やらない方がいいんだと思うんですよ

習い事とかで友人とか仲間とかできるんだったら
実際その能力が伸びるとか身につくっていうのとは別に
そういうのは大切してもいいでしょうしね

そういう意味でもやって無駄なことってないと言われればないです

親が見てて
その人になりのメリットとか享受できているのであればそれはそれでいいと思うんですよ

一方で長期的に進路を考えるのであれば
英語と算数・数学あたりっていうので苦労しちゃうというのは
少なくとも人生の半分ぐらい捨ててるようなところもありますし

中学受験が特にそうなんですけど
算数の出来が結果を分けるみたいなんですよ

とりあえず算数できるようになってるっていうことでブーストできるんですよね
それは大きいと思ってます

それ以外に今後何やったらいいかっていうのは
これと言って言えるものではないんですけど

海外出ていくというのであれば
いつどういうタイミングで行くというのをの含めて
その意識づけは必要かもしれないですね
それは本当そう思います

今後日本はG7のメンバーでも
G20のメンバーでもなくなるんじゃないかって僕は思ってます

それぐらいの危機感を持っていたら
国内に残るのであればどうやって残ってやっていくか
もしくは海外に出て稼ぐ方向に舵を切るのか
機を見て動くしかないかなと

だから僕も貯金が結構たまっていましたが
コロナでドル建てのETFが安くなってたから
ここ3年位で転換しましたけど

ある種の風を読む能力っていうのは
ますます必要になってくるんですよね
それは間違いないと思います

だからこれは少子化云々というよりも
子供を作ってその先のお金が必要というのは
実は高校卒業までは気にしなくてもいいことなんだろう

ただ高校卒業後をどうするかっていうのは本当に重要で
そこまでの部分も含めて高校時代までの準備していくのだろうなっていうのが
これからの時代の多分育児なのかもしれません

自分はそんな習い事行ってなかったってこともありますし
中学校時代は塾の模試くらいしかやってなかったんで

どこにお金かけるかって問題もありますけれども
正直お金かけない方がいいよねっていうのは本当にあります
かけないからから何だってもあるかもしれないですけど

あと自分でやることを決めて勉強する能力・習慣は本当に必須ですね
特にテクノロジー業界にいる身からすると
それがないとやっぱり辛いです

だから多分そういう人になっておくというのは
分野問わず必須なのかなという気がします

自分がいる業界が変化の最先端を走っているから
気づきやすかっただけなのかもしれないです

これからどこにどう転がっていくかっていうのは
さっきから何回も言っていますが分からないです

僕は確実に一つ見ているのは
この先15年の間に日本社会のあり方もしくは
国際的地位といった問題
そして経済的なものが
ガラッと一変していくだろうということです

それはそれまでのあり方・ルールが引き継ぎをしないという形
ある種の相転移ようなものが起きるだろうということです

そういう意味だと2030年代後半って結構大変だけど
面白い時代が来るのかなという期待はしてます

その時自分はどう生きてるんだと思うんですけどね
どんな状況で過ごしてるか全く分かりませんけど

そんなもんなのかなと思って見てます

後記

少子化の背景に経済的な変化があるとは言うけれども、今の子どもたちが将来どんな社会を生きて、どんな生活をしているのか、ということへの想像力は必要だろう。

テクノロジーが扱えるか否かが生活の質の格差を産むのは今に始まったことではない。

IT化で計算ができなくても良くなるのではなく、算数・数学的な思考・センスの有無が人生を明暗を分けてしまうという、むしろ真逆の現実があった。

その意味ではAIの活用が広まるにつれて、むしろ格差が拡大していくのだろう。

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