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「〇〇が好きです」とひとこと添えて、つながる心

ヒトとモノの彩り発見ライター 矢島真沙子です。
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近所にある、以前からずっと気になっていたカフェに行ってみました。
お店の情報はほぼありません。(インスタも更新少なめです)

週3日、午後だけの営業で、来店は2名まで。そして10歳未満は入れないというルールがあります。
「大人が時間を忘れて、静かにゆっくりと過ごせる」場所と言えそうです。
なので写真が撮りづらく、お店に関する画像はありません…。


さんぽ道

外から中の様子が全く分からず、恐る恐る来店しました。

お店には女性店主がひとりだけで、他にスタッフはいません。
この店主さん…正直にいうとあまり表情がありません。喜怒哀楽というのかな。「わたし、歓迎されているのかしら」と不安になりました…。

とりあえずとコーヒーを頼み、しばし店内の雰囲気をじっくり味わいます。

落ちついた照明、道路沿いにも関わらず、外の音が遮断されて本当に静かです。店内は山小屋風で、大きなチェロやピアノ、アンティークな本棚や絵画が飾られていました。そして、ほど良い音量でBGMのジャズが聞こえてきます。

「あ。なるほど…。ここはお店の好きが詰まった空間なんだな。」という印象を受けました。

滞在中も店主は全く話しかけてきません。ひたすらバックヤードで店番をしていました。必要最低限のことだけを行い、呼ばれたら行きますけど…というスタンスなようです。

お客さんとコミュニケーションをとることは、それほど重視していないのでしょう。「1人でゆっくりしてもらいたい」がお店のコンセプトですからね。

でもまあ、話しかけてみようかな?試しに。私は勇気を振り絞って(大げさ)、会計のときに話しかけてみました。

店主「ありがとうございました」
私 「ジャズのBGM、いいですね。」
店主「・・・そうですか」
(一切表情が変わらない…汗)

そ、そうですか?それだけ?

会話が途切れました。
しかし、ここで怯んではと、もう一押し。

私「コーヒー、飲みやすくておいしかったです。また来ますね」
(と、店主の顔をみてニコッ)

すると、(ようやく)店主の顔が少し緩みました。
店主「それは…ありがとうございます」

マスクをしていたので、果たして笑っていたかどうかは分かりません。
でも、確かに目じりが下がり、表情が変わった気がしました。

コミュニケーションに慣れていなくても

初対面で、他愛ない会話に慣れていない人と心を通いあわせるのは難しいと思います。
人と話をするときは、言葉以外からたくさんの情報を受けとります。服装や持ち物、しぐさや声の大きさまで、さまざまな印象があります。もしそこにプラスの「感情」「感覚」を抱いたら、ぜひ伝えてみてください。

ほんのひとことの「思い」を伝えることで、少なからず言葉のキャッチボールが成立します。

毎日の異文化コミュニケーションのヒントになれば幸いです。

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