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オンラインで家族が集まって作業する、プラスの効果

ヒトとモノの彩り発見ライター 矢島真沙子です。
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延長されるだろうな、と予想していたマンエンボウシ(以下マンボウ)期間…。
マンボウは我が家の日常生活に大きく影響を与えます。家族全員、家にいる時間が多くなったのです。

マンボウ前にフル出勤していた夫は、週に1~2回リモートワークに。高校生の娘も、「分散登校」という形のもと、登校するのが2日に1回になります。つまり、週の半分はオンライン自宅学習です。

ということで、事前に1週間のスケジュールを家族で確認し合います。
娘の場合は、あらかじめ登校日が設定されているので、そこは動かせません。娘の日程を中心に、大人たちが在宅ワーク日を決めています。夫はまず、娘の予定を聞き、次に私に確認します。

それでも「家族全員リモートワーク@自宅」という日が出てきます。夫がパソコンを使うのは分かるとして、娘もオンラインで授業を受けるのに、パソコンで出席したいそう。スマホ聴講よりも黒板の文字が見やすいから、なんですって…。

うん、まあ気持ちは分かります。しかし、そうなると、娘は私の仕事で使っているパソコンを使うことになり、私が仕事全くできなくなります。(あなたがスマホ使えばいいじゃん、という声が聞こえますが。やりづらいのはオトナも同じ)

作業スペースは、光熱費や電源配置を考慮して、家族みんなリビングのテーブルです。大きな音は極力立てないようにと考えると、料理の下ごしらえ(ミキサーとかフープロとか使う)やらテレビを見るやらができなくなります。

つまり、やることがない…

これが1日中だと、ちょっと不便なんですよね。モヤモヤ…。
というわけで、高校生の娘へ交渉しました。

「私も仕事でパソコン使いたいんだよね。半日ずつにしない?」と。1日中授業のある娘ですが、午前と午後の半日をパソコン、もう半日はスマホで授業を受けるということ。この提案に娘も納得し、時間割を確認した上で、半日を私に譲ってくれました。

与えられた時間が半日、というのは制限がありながら、かえって良いような気がします。時間に限りがあると思えば、その分集中して作業をしようと思えますから。それなら、家族2人がリビングを占領するもう半日に、買い物などの小さな外出、別室での雑事、読書などに充てれば良いと。

やること(選択肢)が限られていると、むしろふだんできなかった何かができる日、と気づきました。

制限があって、選択肢が少ないからこそ、やる気が生まれて、プラスになることもあるのですね。

家族全員のリモートワークで実感したことです。

【雑記】
リビングのテーブルに3人集まってパソコンやテキストやら広げていると狭いのなんの…。まさに「3(人)密」状態!酸素不足を感じますわ。

聴いて、引き出して、ことばにする。
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