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風の音が聞こえる
日本最西端の岬がある、与那国島へ行ってきました。与那国へは海からと空からのアクセスになりますが、今回は空を選びました。石垣島から日帰りで行く計画です。
琉球エアコミューターに乗り石垣空港を飛び立つと、なんと八重山の島々の上を飛んで行く!!めちゃ感動です。たまたま天気が良かったので、島がよーく見えます。海の色はやっぱりきれいで、グリーンやブルー、透き通った色、濃い色、さまざまな色合いを空から楽しんでいたら、あっという間に与那国空港に到着です。
与那国空港は田舎の駅みたいな雰囲気で、さらっと外に出られます。飛行機は満席に近かったと思いますが、空港内は混雑することなく、レンタカーの受付もスムーズにできました。
とりあえず一周まわってみようと思い、軽い気持ちで車を走らせます。レンタカーのナビは古いものだと見てすぐわかりますが、複雑な道はないので看板を見ながら進むことにしました。もし道を間違えても全く問題ないので、リラックスしながらの出発です。
与那国空港から東周りでレンタカーを走らせると、遠くに馬が見えてきました。今回の楽しみの一つが与那国馬に会うことなので、嬉しくてテンションあがります。そしてテキサスゲートを通過。思った以上に振動がありました。
会いたかったお馬さん!
すごくおとなしい。人が近くにいるのを知っていても、のんびり草を食べています。あちこちにフンが落ちているのも、のどかだなぁと納得する雰囲気です。草が風にゆれていて、遠くに見える海の穏やかな風景をたっぷり味わいます。
人がいないというだけで、こんなに静けさを感じるんだと思いながら、しばらくアタマの中は休憩にして過ごしました。
岬まで歩くと草がよく生えた場所にオスの群れがいます。広々としたところにオスがいるのは、動物のルールなのでしょうか。この辺りは海に囲まれているので、風と波の音がゴーゴーと荒々しく聞こえてきます。
石碑に刻まれた与那国馬の歴史を読むと、小さくて穏やか、でも力がありよく働く馬と書いてありました。昔から人の生活を支えてくれる存在だったようです。なんだか日本人の性格と似てる気がして、親近感が湧きました。
与那国島の滞在時間は短かったですがやっぱり旅は楽しい!島にいるとたっぷりと自然を感じます。身近に自然を感じることができるのが離島旅行のいいところだなぁとあらためて思います。
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