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素朴でやさしい味、石垣島のじゅーしーかまぼこ
石垣島の空港で目にしたこのごろんとしたかたまりが、ずっと気になっていました。
中身も気になりますね!
特大かまぼこのように見えますが、中身は炊き込みご飯が入っています。炊き込みご飯のことは、島の言葉でじゅーしーと言います。
じゅーしーのまわりがかまぼこで包まれてるので、じゅーしーかまぼこと言うのでしょうか。すごくボリュームにあるおにぎりみたいな感じです。
かまぼこといえば魚のすり身を蒸して作られていますが、島のかまぼこは魚のすり身を油で揚げて作ります。原材料の白身魚には八重山の近海でとれる青ブダイやグルクン、イトヨリなどが使われています。
このじゅーしーかまぼこの見た目のごろんとした感じが、島らしさがあるなぁなんて思います。私が島らしいなと感じる時、そのままの良さに魅力を感じています。素朴さ、飾り気のないところ…島の人のやさしい雰囲気と共通するような気もします。
さて、じゅーしーかまぼこを食べてみましょう。分厚いのをしっかり持って、がぶっといきます。かまぼこのしっかりした弾力、ほんのり甘くやさしい味がします。そしておにぎりの親近感がやっぱりいいですね。かまぼこが揚げ物なのでおいなりさんに近いかなと思いましたが、おにぎりの感覚が近いです。じゅーしーの味もまたやさしい味で、手作り感がありました。
石垣島のかまぼこ店は市内にもあります。
市内の老舗のかまぼこ店3社
・マーミヤかまぼこ
・かみやーき小かまぼこ
・金城かまぼこ
お店の他に空港、スーパーなどに置いてあるので、購入しやすいです。種類もいろいろあります。見てみてくださいね!
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