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消えゆく伝統

群馬県はかつて『桐生は日本の機どころ』『繭と生糸は日本一』と、上毛かるたでも謳われたように、繊維産業は群馬県の産業経済の柱となっていました。
しかし昨今、大手メーカーによる大量生産、大量消費、大量廃棄の時代となり、その陰に廃業していく小さなメーカーも少なくありません。

さらに、SDGsが叫ばれる現代ですが、日本は世界SDGs達成度ランキング17位(2020年)にとどまり、群馬県もゴミ排出量が全国ワースト9位(2021年)という課題を抱えています。この状況に対し、「つくる責任 つかう責任」もあると考え、少しでも無駄なゴミを削減しながら、伝統を残していきたいという志のもと、群馬県内の優れた素材に新しい価値を与え、地域を活性化して成果を挙げる活動を行っています。

現在、桐生織りやインテリアメーカーから排出される端材を活用し機能的なサコッシュとトートバッグの製造を進めております。
異素材の組み合わせにより製造には苦労しましたが、出来上がったデザインは今までにない独自性の高いデザインとなりました。

【上州アップサイクルプロジェクト】と銘打ち始めたアップサイクル事業ですが、少しずつ協業の輪も広がり大きな事業になりつつあります。
今からでも間に合います。未来の子どもたちのために小さな一歩を始めましょう。
https://yaiba.biz/yaiba-login/

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