【政治】国会ウォッチングはおもしろい
つい先日、こんな記事を投稿しました。
こんなふうに書いちゃったので、有言実行ってことで。
国会が始まりました。わたしの国会ウォッチングは2011年東北の震災が起こったことからの福島第一原発の事故がきっかけです。当時すでに在米でしたが、あまりの惨状に胸が痛みました。
以来、それまで政治に無関心だったことを恥じました。
地震と津波による惨状は自然災害ゆえコントロールできませんが、原発事故に関しては政治を見張ることで変えられる可能性があったことに気づいたからです。2011年の一時帰国のときには、脱原発のデモ行進にも参加しました。
福島第一原発事故により平和に暮らしていた人々が故郷を失いました。行き場を失った放射性廃棄物の山を見てとにかく怒りとともに悲しい気持ちになり、政治に無関心なことは害悪だと思うようになりました。
そして、投票行動以外に小さなことでもできたらとわたしが日本の外からできることとして、脱原発を謳ったサイトを立ち上げました。毎日、脱原発に繋がりそうな数々の有益な情報を集めてまとめあげました。
はじめは、福島の原発に関する情報を集めていたのですが、だんだんチェルノブイリ、スリーマイルの原発事故のみならず、これまでの歴史で起こった世界の核実験や放射能被爆事故などにも行き着きました。
サイト運営のために情報を集めるうちに、必然的に勉強できました。各電力会社と癒着している日本のマスメディアは原発推進にマイナスな情報は伝えないため、海外の情報をより頼りに情報収集しました。とりわけドイツの情報は当時ありがたかった。
勉強するに連れて、"核"、"核の平和利用" がいかに危ういものか知り、いきつくところは政治だと思うようになりました。
そんなことから始まった、わたしの政治への関心です。
国会ウォッチングをしているうちに、国会答弁を考察することで、各議員の腹黒さや嘘、ごまかしなどがわかるようになりました。仕組みとして、企業献金で政治家がお金で買われているいる限り、利権政治が続くこともわかります。
国会ウォッチングで、誠実な人かを見極めたり、どこまで勉強して発言しているのか?答弁時の表情など各政治家の知性、嘘、ごまかし、隠蔽観察は、わたしにとって趣味になりました。
テレビなどのニュースは切り取られるため、各メディアにとって都合の良いように報道します。全容を知っていると"ご都合"までわかるようになりおもしろいのです。
過去数年を振り返っても現政権は闇だらけです。
モリカケサクラでは、なんの決定的な説明もなされないままごまかしているうちに、総理が凶弾に倒れたことから旧統一教会問題が大きくなりました。
何一つ、根源を解決していないままなので、新たに裏金問題発覚。話題に事欠かない汚い政治の世界は下手な小説より闇が深く、読み解くことはわたしにとっては頭の体操です。
さてさて、今国会の最大の関心は裏金のようですが、どこまで解明されるのでしょうか? 二階氏の50億円の出支が取り沙汰されていますが、国税庁が動くことはあるのでしょうか?
ここ数日の総理答弁を見ているかぎり、何も答えないで逃げ切ろうと必死の様相が伺えます。
国民を蔑ろにしたり、嘘つきの国会議員にはちゃんと因果応報といえる結末に着地してほしいものですが、与党側が裏金集団なのですからテレビドラマのように正義が勝つことは簡単ではありません。
国会を見ながら、不誠実な嘘つき議員たちに対していつも思います。
死ぬとき自分の人生に誇りを持って幸せだったと思えるのかな?と。
そう思うたび、彼らが哀れで仕方がありません。
少なくとも、心ある誠実な政治家だけが政治に携わり、信頼できる政治の日本になる日が近く訪れますように。
それを見極めるのはわたしたち国民一人ひとりですから、見極め力を培っていきたいものです。