見出し画像

何者でもない私が「発信を続ける勇気」をもらう一冊

母親アップデートコミュニティ(通称HUC)の発起人、なつみっくすの本
「I型(内向型)さんのための100のスキル(BOW BOOKS)」
が発売になります!

一足お先に本をいただき、読ませていただいたので、感想を書き留めます。


なつみっくすへの感謝

本を手に取り、パラパラ読み進めて最初に感じたことは「なつみっくすに感謝」でした。
私は内向型さんではありませんが、外向型傾向の強い私が読んでも、とても分かりやすく、一つ一つのスキルが刺さる。

小さな一歩に噛み砕いて書かれているので、誰でも真似しやすい。さらに100個もスキルが書いてあるので、共感出来るスキルがたくさんある。

3割の内向型さんだけが読むにはもったいない。

7割の外向型さんにも手に取って欲しいと感じました。

また、読み進める中で、外向型である私も、時と場合によって、内向型と同じような思考や行動を取ることがあることを発見。当然と言えば当然ですが、常に自信たっぷりでアグレッシブに行動出来ているわけではないのです。

外向型の方には、少し立ち止まり、「丁寧に行動したい」時に、役に立つ本だと感じます。

1つ1つをしっかり読み込んでいくとたっぷり時間がかかりますが、100スキルが書いてあるので、気になる部分から読み進めるてみてはいかがでしょうか。また、ちょっと気持ちが落ち込むことがあった時に、自分の思考クセに気付くヒントとして活用することも良いと思います。

普通っぽさが良い

私がなつみっくすを知ったのは、母親アップデートコミュニティのイベントの際。すでに何百人のコミュニティを運営する「すごい人」という印象でした。

しかし、本人とzoomでお話すると、良い意味で普通の方。
すぐに名前を憶えてくださり、zoomに顔を出す度に声をかけてくれる。
そんな「普通っぽさ」が、この本の中にとても良く表れていると感じます。

これも内向型さんの特徴を活かしているのだと思いますが、本当に心地良い塩梅で関わってくださり、するっと挑戦の背中押しをしてくれる。

そのおかげで、何者でもない普通の私が、voicyやnoteなどで「発信を続ける勇気」をもらって、今現在も挑戦を続けられています。

HUCに入ったらそんな背中押しを直接してもらう機会もありますが、HUCに入らなくても「なつみっくすの勇気の背中押し」を、存分に味わえるのがこの一冊。

発信を続けたいけど勇気が出ない、行動を変えたいけど勇気が出ない、そんな方にもおススメです。

「女性活躍」の文脈での活用

私は女性活躍やDEIの文脈で、企業研修やプロジェクトに関わることがありますが、この本は女性本人・上司・人事担当者にも読んで欲しい。

例えば、女性の管理職育成では、「女性が管理職になりたがらない」という課題がありますが、この本のスキルを気になることから1つ試すことから、行動変容、意識変容に繋げられる可能性があると感じます。

上司や人事の立場からも、どのように関わったら良さそうか、相手の可能性を引き出せるか、ヒントを得られます。

さらに、会社組織の課題として、元々の素養が「外向型」「内向型」に関わらず、管理職になることに「自信がない」「希望しない」と答える女性の方が多いです。

参考:女性管理職、増えない壁は  ――アンケートで見えた本音 | リポート | 日経ウーマノミクス・プロジェクト (nikkei.com)

本書の中で、「自信がない」「やりたくない」状態をどのように捉え、内向型の特性を活かしてどのようにしたら行動に移せるか、細かく書かれています。

内向型でなくても、同じような気持ちになる方や、やりたくなくてもやらなければならないことがある方に、おススメです。

最後に

もっとじっくり読んだら別の感想も出てきそうですが、まずはここまで。

私個人としては、外向型の自分にもためになるし、何者かにならなくても、今のままの自分で十分価値発揮出来ているよと、肯定されたような、あたたかい気持ちで本を読み進められました。

HUCにあるたった一つのルールである、「誰も否定しない」。
そんなあたたかい場を、本の中でも作ってくれているなつみっくす。

やっぱり「すごい人」です笑

誰も否定しないあたたかい本に出合いたい方、ぜひ読んでみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

◆なつみっくすのnote

◆母親アップデートコミュニティ(HUC)




この記事が参加している募集

仕事のコツ

with 日本経済新聞

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?