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開催報告:フォトアート教室~写真で作った作品を「見る」~

昨年から定期開催している、「フォトアート教室」。はなだフォトワークスすみだの花田友歌さん主催のお教室のサポート講師として参加しています。

◆今回のフォトアート教室のご案内

3/3日に3クール目の3回目「見る」が開催されましたので、内容をまとめます。

◆1回目「撮る」のフォトアート教室の内容はこちら

◆2回目「作る」のフォトアート教室の内容はこちら


五感を使って「言葉にする」

今回も、「見る」の会はNPO法人マナビエルさまのご協力のもと進行。
普段は「話す作文教室はなさく」を主宰しているみっきー(松田美紀さん)が講師として来てくださり、前回作るの会で各自が作った作品に、言葉の彩を足していきました。

まずはイントロのクイズから。

五感を使って「話す」練習を行っていきました。
普段は手を挙げるのを恥ずかしがる子も、慣れているフォトアート教室の空間だからか、手を挙げながら積極的に参加。

どんな言葉も正解だよ

不正解がないと知った子どもたちの、自由な言葉と発想に驚くほど、多様な言葉を話していました。

その上で、さらに五感を使って自分の作品を鑑賞。

〇〇かもしれない
〇〇みたい
〇〇だったらいいな

どんな発送もOK。
自由な発想で自分の作品を見て、言葉にしていきました。

五感を使って言葉にすることに、慣れてきた子も出てきたかな!?

言葉を「書いてみる」

次に、カラフルなペンやクレヨンを用意し、好きな色で、思いついた言葉を「書く」ことをしていきました。

どんな言葉でも、どんな書き方でもOK。

単語を書く子
文章を書く子

縦書きに書く子
吹き出しのように書く子
絵を添える子

自分の作った作品と向き合い、自分の言葉を書いていきました。

作品に触れながら、思い思いの言葉を書いていました
集中してくると「立って」書く子も。

子どもたちからどんどん出てくる「言葉」。

最後に、「書いた言葉の中から、1つだけ教えて」ということで、1人1つ言葉を発表し合いました。

時間いっぱいになるまで、嬉しそうに、楽しそうに、書いている姿が印象的でした。

「見る」対話型鑑賞

ここからは、カメラマンのはなちゃんにバトンタッチ。

作った「作品」と、添えられた「言葉」から、対話型鑑賞をスタート。

今まで自分の作品をじっくり見ていた子どもたちは、友達の作品を見ながら、気付いたことをどんどん言葉にしていきます。

〇〇に見える
〇〇が素敵
〇〇がかっこいい

子どもたちの観察するポイントは多様で、カラフル。そして、友達の作品へのリスペクトを感じるあたたかいものばかり。

みんなそれぞれ違う、どんな作品も意見も素晴らしい

子どもたちは、フォトアート教室内の「経験」から感じ取ってくれている、そんな印象を受けました。

友達の作品の周りに集まって、対話型鑑賞タイム
抽象的な作品だからこそ、気付きは多様!どんどん手があがりました

言葉のプレゼント

最後に、お互いにメッセージを書き、プレゼントをしました。

サクラの付箋にメッセージを書き、友達の「ことのはの木」に貼る

友達に書いてプレゼントしたい
もっと書きたい
はなちゃんにも書くね

書く楽しさも、もらう嬉しさも、両方体験し、笑顔いっぱいで終了となりました。

「ことのはの木」を持ち、作品を前に記念撮影

最後に

今回は、欠席の友達がいたり、一緒に書けなくなってしまう友達もいました。運営としては、今後どのように改善していくか、振り返りと仮説検証を行い、出来る限り子どもたちが「没頭出来る」「好きを探求出来る」、そのような場を作れるよう、精進していこうと気持ちを新たにしています。

アートは、誰かのためにあるのではなく、自分のためにあるものだし、さらに誰にでもあるものだと感じました。

お教室なので、すべてを自由に、なんでも許可出来るかと言ったら難しい部分はありますが、子どもたちの「好き」「やりたい」を最大限引き出し、誰もが居られる場のデザインをしていきます。

1年の振り返りとこれから

1年前、はなちゃんと2人で「やってみたい」をどうカタチにするか、夢をいっぱい広げながら、そのために出来ることとして、まずは1年間やってみよう!と走り始めた「フォトアート教室」。参加してくれる子どもたちと、一緒に盛り上げてくれた親御さん、仲間のおかげで、1年間、全10回を走り抜けることが出来ました。

ありがとうございました。

やってみて、失敗もあったし、反省もたくさんあり、はなちゃんとの振り返りミーティングが予定より大幅に延長することも多々ありました。

しかし、やってみたからこそ「私たちが本当にやりたいことは何か」本質を都度確認しながら歩みを進めてこれたし、はなだフォトワークスすみだとして作っていきたい「フォトアート教室の世界観」がアップデートされてきたと感じています。

やって良かった。

これからさらに、はなだフォトワークスすみだが主催する「フォトアート教室」は、進化をしていきます。

まずは、今回子どもたちが作った作品を、地元のスペースをお借りして展示します。

自分が作った作品を展示し、多くの方に見てもらう

詳細は決まり次第、告知していきます。
写真家はなちゃんのお教室だからこその展開を、これからも楽しみにしてくださいね。

さらに、4月以降も、引き続きフォトアート教室を開催します。
ご興味がある方は、はなだフォトワークスすみだのSNS(Instagram、note)をフォローしてお待ちください。

おまけ

私の小2の娘も参加していましたが、「3ヶ月に3回じゃなく、3ヶ月に6回にならないの?」と、毎回フォトアート教室への参加を楽しみにしてくれています。

子どもの本音の感想は、嬉しいですね。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

◆NOP法人マナビエル HP

◆はなだフォトワークスすみだ(SNS)

◆はなだフォトワークスすみだ(ホームページ)

◆co-lab墨田亀沢

◆はなちゃんの想い


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