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基礎的な脳の力をつける

最近、ninimathというアプリを使って、単純な計算問題をやっている。

このアプリ自体はわりと昔からもっていて、たまにちょいちょいやったりしていたのだけれど、最近は一日にやる時間を決めて定量的に取り組んでいる。

いまは、2桁の足し算引き算を200問やっているのだけれど、もちろんこんなのは小学生でもできるような問題なので、解くこと自体はもちろん問題なく解ける。

面白いのは、アプリでこれを解くと所要時間を小数点第二位まで測ってくれるということだ。つまり、タイムトライアル的に取り組めるということである。

初日、1問あたり5秒以上かかっていたのだけれど、数日経ったいまはだいたい3秒ぐらい。それでもまだかかりすぎだと思うので、最終的には1秒台までいきたいなと思いつつ、日々取り組んでいる。

まあ、毎日やっていればそのうちタイムも短くなるだろう。


 
実家や親戚の家で集まったとき、姪などとカードゲームをしたりして遊んだりすることがある。

やる種目によって、自分が有利な種目と不利な種目があることがわかってきた。単純な記憶力を試したり、反射神経が試されるものはよく負けるが、ある程度戦略性があったりするものはこちらに利がある。

まだ小さい子は戦略性の高いゲームはうまく駆け引きができないので、心理戦に持ち込んだら勝てる、という感じである。
 
一般的に、若いほど記憶力が高く、反射神経がいいのだが、加齢とともにこれは衰えてくる。一方で、経験を積めば、戦略性の高いものは強くなるので、総合力では衰えない。

これは誰しもにも当てはまることなので、それでいいのではないかと思っていたのだけれど、最近、「加齢とともに基本的なスペックが衰えていくこと」に対して、そのままにしておいていいのか、ということを考えるようになった。パソコンで例えるなら、とても立派なソフトを搭載しているマシンだけれど、マシンスペックがどんどん下がっていて、貧弱なマシンで作業している、という感じになるのかもしれない、と思ったのである。

深くものを洞察したりすることが大事であるということは確かにそうであるものの、やっぱり基礎的な頭の回転が下がることはデメリットは大きいのかな、と。


 
一方で、自分が学生の頃ってこういうシンプルな計算ってどれぐらいの速さでできたのかな、ということも疑問に思った。

ボケ防止というと少し大袈裟だけれど、やり続けていると確実にスコアは伸びているので、これからも続けていきたいと思う。

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