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ここたの メニュー開発の道のり


皆さんこんにちは!ここたのに所属しているライターのいわまです。今回は、ここたのの大事な仕事の一つ、メニュー開発について紹介したいと思います。

ここたのの活動について知りたい方はこちら

ここたのでは、コーヒーや紅茶などのドリンク、スイーツ、日替わりランチの他にもトーストやスープなど多くのメニューをそろえています!その中でも、土日のランチと季節スイーツは2カ月ごとに学生が新しいものを考案しています。

アイデアを練って試作を重ね、他のメンバーから意見をもらいながら作り上げていくのは大変ですが、それが実際にメニューとなりお客さんにおいしかったと言ってもらえたときの喜びは格別です…!

では、メニュー開発の様子を実際に見てみましょう♪


Step1:コンセプトを決める

まず、どんなメニューを作りたいか考えてコンセプトを決めて、ミーティングで意見をもらいます。ここで、「アップルパイ」や「かぼちゃを使ったタルト」などと、ある程度はっきり方向性を決めておかないと後で苦労します(笑)

Step2:ミーテでOKが出るまで試作を重ねる

コンセプト発表の次の週から、皆が集まる水曜日のミーティングで試作を出して実際に食べてもらい、感想や意見をもらいます。

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コロナ前までの会議(水曜ミーティング)の様子。この頃に戻りたい…
※現在は、コロナ感染防止のためオンラインでミーティングを行っており、少人数で仕込みや試作づくりをしています。

一つ一つの味や見た目はもちろん、ランチであれば複数のおかずの味のバランスや彩りを考えたり、スイーツなら特に見た目の華やかさや飽きのこない味が重要です。

その他にも季節感やお客さんの層を考えたボリューム感など、考えるべきポイントはたくさんあります。原価の範囲内で最大限良いメニューを作れるような工夫が大事です。

すんなり決まることもあればなかなか決まらないこともあり、ここが頑張りどころですね…

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会議で撮影された宣伝用の写真×2。なかなか映えてませんか??

Step3:レシピと原価報告書を作る

試作が完成したら、次は原価を計算した報告書とレシピを作成します。原価報告書は、原材料ごとに使う量とそれに相当する原価を表にまとめ、1回の仕込みで作る分の総原価と原価率を計算します。

レシピには、材料とその分量、作り方を書きます。誰が見ても同じものを作れるように分かりやすく丁寧に書くことが求められますね。

作りやすさももちろん大事ですが、失敗のしにくさもかなり大事な要素です。作る人全員にうまく伝わるように言葉を選んで書くのは結構難しかったりもします。

Step4:期間が終わったら売上数や感想などをまとめる

2か月の販売期間が終わったら、週ごとの売上数の推移をデータ化して表にまとめたり、学生スタッフに実際に仕込んでみてどうだったか、仕込みのしやすさや所要時間などを聞いてまとめます。

ここで、お客さんの反応を聞くことも多いですね。

私自身、以前の季節スイーツで抹茶の豆腐ケーキを作った際に、お客さんからヘルシーで良いねと言われたり抹茶が効いていておいしかったと言われて嬉しかった思い出があります。

最後に

ここたののメニュー開発の様子、どうだったでしょうか?

意外と考えることがたくさんあるんだな~、難しそうと感じた方もいるかもしれません。

でも、自分のアイデアが具体的な形になるというのはあまり経験できないことですし、お客さんからもここたのの学生からも直接フィードバックをもらえることが励みになります。そして、頑張った分達成感も大きいです。


そしてそして~せっかくなので、今年の学生考案ランチも載せておきますね!いつ見てもおいしそう…深夜なのにお腹が空いてきました(笑)

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最後の最後にもう一つだけ…

この記事を読んで、ここたのってランチもスイーツも美味しそう~もっと写真ないの??と思った方は是非こちらからインスタも見ていってください!おいしそうな写真を見て幸せな気持ちになれます(笑)


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