見出し画像

『私たちに取材させてください! #4株式会社ミライカ 矢巾アルコ店

私たちに取材させてください〜矢巾町100人インタビュ〜
しばらくお休みをさせていただいておりますが、この度再スタート!!
プロジェクトとして始めたからには最後までやり切る!それがまちづくり支援会社としての約束事!!
というわけで、どれだけの時間がかかろうが、細く長く続けていきたいと思いますので、よろしくお願いします!!

さて、本日の取材先は「株式会社ミライカ 矢巾アルコ店」です。
カダルのTwitterより、取材依頼をしてくださいました。

株式会社ミライカ 矢巾アルコ店

矢巾町のほぼ中心と言っても過言ではない場所にある大きなショッピング施設。その一角にあるのが「ショッピングモールアルコ」産直や100円ショップ、文具屋、服屋など、さまざまな店舗が入っている中に、今年4月にオープンしたのがミライカさんです。
一際明るいスペースと、ロゴのかわいらしさ、そしてたくさんの不動産情報が目をひきます。

ご対応いただいたのは、小笠原晃郎さん、恵里さんご夫妻。ご夫婦でこちらのお店を運営していらっしゃいます。

1 業種は「あなたのかかりつけ不動産屋」


 ミライカさんは、不動産屋さん。つまり土地、家、マンションなどの売りたい・買いたい・貸したい・借りたいのお手伝いをしています。矢巾町だけでなく、岩手県内で取引実績があるのがミライカさんの強みです。
 不動産の売り買いは人生の一大イベント。「失敗したくないけど、よくわからない」という思いを抱えている方は実際多いようです。そんなお客様の不安や思いを受け止め、安心して相談できる、任せられる不動産屋さんになるという思いから、ミライカさんは「市域の低い不動産屋」そして「あなたのかかりつけ不動産屋」というテーマの元、運営をしています。


2 ミライカとは・・


 耳馴染みのない、でもとても綺麗な響きの「ミライカ」という名前。
 これは、代表の推しアーティストであるスキマスイッチさんの楽曲「未来花」から取ったのだそうです。

この歌の歌詞のように、「家・土地の売買を通じて、お客様の未来に花を咲かせたい」という思いから名づけた「ミライカ」。色鮮やかで柔らかい印象のあるロゴも、お客様が将来住む家の周りに幸せの花が咲き誇る様子をイメージしたそうです。未来に幸せを感じさせる、ワクワクするようなお手もかわいいロゴデザインです。

3 お若い店主!!実績はなんと20年


 小笠原ご夫妻に初めてお会いした時の印象は「若い!」でした・・。伺ってみたら、なんと私と同世代。一瞬にして親しみが湧きました笑
 お若いながらも、なんと業界実績が20年もある晃郎さん。だからこその自信とプロ意識がミライカさんの強みとなっています。
 「不動産の取引は複雑」と晃郎さん。確かに売る側、買う側、双方の思いや条件、そして取り扱い方法、未来への活用方法も千差万別・・。だからこそ必要なのがプロの力!専門家としてお取引をするのはもちろん。晃郎さんが大切にしているのは「そこに込められた気持ち」なのだそうです。
 「それぞれの物件には、そのどれにも住んできた方の歴史や思い出があります。これが一番大切なことであり、忘れてはならないと思っています。不動産の気持ちまでも理解してあげられる、これから先の時代も活躍できる不動産屋でありたいと思います。私の仕事は、お客様が手放す不動産を次の必要とする方にお繋ぎしていく仕事なんですよ。」と晃郎さん。
未来へつながるお仕事。素敵だなと感じました。

4 「かかりつけ不動産屋」がみる矢巾町


 お二人が矢巾町に店舗を構えたのは今年の4月。矢巾町をフィールドに選んだのは、奥様のホームタウンだったからだそうです。
 「地元すぎて住み慣れちゃってるんですよ」と笑顔を見せる恵里さん。ここ数年の変化も見守ってきたが、「矢巾町に住む“ヒト”の近所との距離感や昔ながらな部分はやっぱり変わらない」とおっしゃいます。ママ友にはご自身の同級生も多く、「この町を出たくないという人が多いんじゃないかな」と分析していらっしゃいました。実際、需要と共有のバランスが保てておらず、それくらい「人が出て行かない」のだそうです。
 「岩手県の中でも、これから大きく発展、変貌を遂げる矢巾町の中で、皆様の近くでお手伝いがしたい」という思いから矢巾町への出店を決めたお二人。不動産業界の目線から見ても、学校が充実していること、そして市街化区域の線を変更する計画があることなどから、これからも人口は横ばいでいられるし、文京地としてるのではと予想していらっしゃいます。そして、「人の出入りが増えることで、いろんな価値観が混じり合うようになると、人の価値観が少しずつ変わっていくと思うんですよね。」と晃郎さん。そこで生まれる変化を予想しながらも。「矢巾町らしい地元感は残したい」とおっしゃいます。
「“誰かが誰かを知っている”という距離感は、煩わしさでもありますが、一方で安心感でもあると思うんです。そういった地元感が住みやすさにもつながるとも思いますね。
人が増えていると言っても、夜は静かで、人がいなさすぎない。本当にちょうどいい町だなと思います。」

5 ミライカさんが伝えたいメッセージ


 取材当時、ミライカさんがオープンして3ヶ月目。矢巾町のショッピングモールの真ん中にあるお店だからこそ「気軽に声をかけて欲しい」と晃郎さんはおっしゃいます。矢巾町に潜む不動産の課題として、地元内での売買が少ないことがあるのだそうです。“失敗したくないけど、よくわからない”という不動産ならではの思い。売りたい方も買いたい方も借りたい方も、不安や思いに寄り添って、相談に乗ってくれるのがミライカさん!20年の実績のあるスタッフが自信を持って対応してくれます。そのほか、不用品の整理、ハウスクリーニング、リフォームなどの相談にも対応してくださるそうです。
敷居の低い不動産屋さんミライカさんに、ぜひお買い物帰りにでもふらっと寄ってみる。そんな日常が当たり前になるような、そんなお店です。

<取材後記>


 実際取材に行くまで、不動産屋さんは「敷居の高いもの」でした。土地や家の売買=難しいというイメージは当たり前にあるような気がします。私も両親が高齢になり、土地問題、家問題が現実味を帯びつつありますが、実際誰にどう相談していいかわかりませんし、めんどくさそうだな・・と後回しにしてしまいそうでした。今回ミライカさんにお邪魔しお話をしたことで、不動産のプロだからこそ相談すべきだなと思いましたし、小笠原ご夫妻の温かさから、矢巾町が好きでこの町に店舗を構えたこのお二人にだったら相談してみたいなと思いました。
 暮らしていく上で大切な「衣食住」の中で、一番遠い業界のように感じていた「住」のお仕事。その目線から見る矢巾町への思いや未来への希望は、とても勉強になりました。
 そして余談ですが、同世代で頑張る仲間と新たに出会えたことにも感謝したいと思いました。


カダルでは、わたしたちの住むまちの日常を、このまちに住み愉しんでいる住民目線発信していきます。
わたしたちを取材してほしい!あそこが気になるから取材してきてほしい!そんな情報もぜひお寄せください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?