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参入したいと思わせたら勝ち。その業界は盛り上がる

やぎもとです。
今回は「業界の盛り上げ」について書いていきたいと思います。

部下のやる気をもっと上げたい、業界を盛り上げたいといった意見はよく聞きますが、多くの会社で打ち手に困っているように思えます。
実際、自分がいる会社でも試行錯誤であれやこれやとやりましたが、全てが上手くいった。という訳ではないですし、社員のやる気の差は結構あります。
その中で、やっぱりここは抑えておいた方がいいよねという部分を今回書いていきますので使える部分は参考にしてみてください



業界を盛り上げるとは?
業界が盛り上がるとは需要が高まる事だと思います。
需要が高まるという事は皆が欲しいと思われるような製品だったり、サービスだったりします。

こう考えると、そもそも皆から求められていない製品・サービス提供者の業界はいくら頑張っても盛り上がっていかないんですね。理由はシンプルに求められていないから。

例えば、コンビニなどで売られている地図の本ですが、2016年にはピーク時の20分の1にまで減少しているそうです。地図自体の需要はありますが、スマートフォンの普及であえて紙の地図を購入するという事は少なくなってきました。

自分がいる会社が「紙の地図」を製造している業界であれば、どう頑張ってもその業界を盛り上げる事は難しいです。紙の地図に何か新しい付加価値が付き、スマホの地図アプリに比べてやはり紙の地図じゃないとね!とならないといけないので、ここから盛り返す可能性よりも衰退していく可能性の方が高いです。
スマホが普及して便利になった反面、衰退していった物は相当数ありますが、こういう事は今に始まった事ではなくどの時代でもおきています。

今自分の会社では産業機械の部品を作っています。最終工程として塗装をしているのですが今後、塗料よりもコストがかからず、綺麗で、人体に影響が少ないものが出てきた場合、所謂塗料業界は衰退していきます。

これを踏まえた上で業界を盛り上げるためにはどうすればいいか?ですが
「圧倒的に結果を出す」という事が一番です。

他企業が「うちも参入したい」と思う様なビジネスとしての結果を出せれば、関わってくる企業数も多くなってくるので、自然と業界は盛り上がっていきます。
ただ大前提として「需要がある」という事は必須です


自分の周りでも業界を盛り上げたいと言っていた社長さんがいて、今回のコロナを追い風にしオリジナル製品をデザインし、販売しています。
売れ行きも好調でお陰様で忙しいと言っていました。

その会社は所謂商社で自社で何かを作るといったノウハウはありません。
でも、周りを巻き込み結果的に関わる企業すべての売上に貢献しています。
今は、「うちにも何かやらせてください」や「一緒に○○つくりませんか?」の様な問い合わせが多くなったと言ってました。規模は小さいですが、その業界を盛り上げる一歩には確実になってますよね。


部下のやるきをあげる事も同じ面があり、部下から見て理想の上司、社会人があなただったら部下のやるきはあがっていきます。身近に理想の人がいれば、少なからず近づきたいと思いますからね。
上司って部下からすると自分の10年後20年後だったりするので、毎日会社や仕事の愚痴を言っていればこんな上司になりたくないな、こんな会社にいても給料増えないなと感じられてしまうかもしれない。


上司が所謂仕事の出来る人で、社内での信頼も厚く給料も自分の何倍も貰っていたらここで頑張れば○○さんの様になれるんだ!と多少なりとも夢がありますよね

業界も部下も結局はそこに参入したい、そうなりたいと思う存在になれているのか?という事です。


小さい子の将来の夢にランクインしている職業や業界は単純に今後も盛り上がっていく可能性は高い。
そうなりたいと思う人が多いという事は、それだけ憧れや夢があるからね。
ユーチューバーになりたいと思う子も増えてきているらしく、まさしく今一線で活躍しているユーチューバーが過去、どうしたら業界を盛り上げる事ができるのか?と考え、まず自分が圧倒的に結果を残し、ビジネスとして、人として夢のある存在になるという想いがこういう結果になっているのではないかな。

自分自身、業界を盛り上げたい!という強い思いはあまりありません。
魅力的、ビジネスとして参入しやすい業界になってしまうと競合が増えてしまう可能性もあるので。
でも、業界が衰退してしまうのはやっぱり困ってしまいます。
自分の土俵で勝負しつつ、土俵を広げていく努力は必要なんですね。

なのでやっぱり、結果を出し続け、選ばれ続ける企業になっていかないといけないんです。


最後まで読んで頂き有難うございます
仕事が楽しくなるきっかけになれば嬉しいです


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