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63.【読書33】『予祝のススメ 前祝いの法則』お花見は、五穀豊穣の前祝い

こんにちは。八木原 悟です。

今日は日本の民俗学のエッセンスを交えてお話します。
みなさんは、予祝という言葉をご存じですか?
数年前に知り、ヤギハラ語録の仲間入りした素敵な言葉です。

今日のおすすめはこちら。

『予祝のススメ 前祝いの法則』

著者:ひすいこたろう , 大嶋啓介
出版社:フォレスト出版

著者の一人である大島啓介さんの対談記事がありましたので、こちらもおすすめです。屈託のない笑顔が素敵な方ですね。


では、本のタイトルの予祝(よしゅく)とは何でしょうか?

農産物などの豊穣を祈って、あらかじめ模擬実演する行事。鍬初くわぞめ・庭田植の類。小正月に行うものが多い。
広辞苑より引用

予祝は、古来日本の伝統的な民族風習のようです。
みんな大好きな桜の花見も、実は予祝なんです。

秋に収穫するお米の五穀豊穣を前祝いするという事らしいです。

桜の花を稲に見立てて、「いやー、今年も豊作だねー!乾杯っ!!」
と、古代日本人もワイワイ花見を楽しんでいたのでしょう。
今でいう上野公園でブルーシートをひいて酒を飲む大学生の新歓コンパみたいなもんですね。
昨日も話しましたが、やはり、古代も今も変わりませんね。

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確かに、サイエンス的には、予祝をしたから達成するという因果関係は証明できないのかもしれません。(私は科学の専門家でもなく、スピリチュアルな美輪明宏さんのような力もないので、詳しい事はわかりません。)

しかし、夢や目標は、願っているから叶うものです。
それに、予祝して実際にその目標を達成したら、「ほーーら、言った通りじゃん!!!」とドヤれますよね。

そして、作者の大島啓介さんは、上記の対談でこう仰ってました。

「人生は祭り」です。
「人生を祭りにする」「人生を思いっきり楽しむ」「人生を面白がる」。中高生の子どもたちに講演するのも、「人生はめっちゃおもろいで!」と伝えたいからです。

大島さんの「人生は祭り」って、素敵な言葉ですね。
ある若手起業家の方が「毎日がフェス」と言ってたのが、私の中でリンクしました。

どんな状況下でも、ポジティブに捉える、
シンプルに毎日を楽しむことが大切ですね!


今年も、桜が咲く時期になりました。2021年は、先の見えにくい社会情勢かもしれません。ではその中で、皆さんは何を予祝しますか?

お互いの達成を分かち合い、花見で予祝をしようぜ!さぁ、祝おう!!

今日はここまで!
ではまた。

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