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noteを始めた経緯

こんにちは~。
今日はnoteを書くに至った経緯を綴ってみます。
先にも書いたように、普段は仕事で二つのブログを書いています。

前者は合唱指揮・指導に関することやそれにちなんだ徒然なること。だいぶ昔から書いてます。コロナになって以降、お仕事がと~~~~っても少ないので、インスタから飛ばしている手作りおやつとワンコの姿が今一番熱い情報です(笑)。

後者は、生涯学習や音楽(基礎)教育関連事業に関すること。
「音楽はいつでもだれでも始められるし、なんてったって楽しい~」
というのを実践する場所なので、ブログは企画講座紹介が多いです。

このやぎらぼ企画、今でこそ関係者の皆さんに楽しみにしてもらえていますが、特に「イベント」の企画は、当初、名前やキャッチフレーズ、企画の説明では、なかなか会の内容を想像してもらえず難儀しました(笑)。

特に音楽経験がある人ほど、真剣に取り組んできた人ほど、既存のイベントや既知の「音楽演奏の在り方」のイメージが先行し、私の企画では「何を言ってるかわからんよ」となったようです(^^;;人に伝えるって難しい。

私自身、ゴリゴリの合唱愛好者でした。特に中学・高校はコンクール、がんばりました(高校は当時毎年全国大会に出場するようなところ)。ばりばりの部活動経由で、合唱演奏はかくあるべし!!という熱量は半端なかったと思います。大学サークルでは指揮者に手を挙げ、合唱を続けるために転職もしたし、合唱を少しでもよくしたくて苦手な(というより嫌いだった)英語を学び直して、本場の一つであるハンガリーに留学したり。

でも、留学を機に、別の角度から合唱を見直したとき、私の経験や「かくあるべし」と思っていた姿は、合唱のたくさんある側面の一つに過ぎなかったことに気づきました。

物事は多面体で、見る角度が変われば、見える姿は変わるし。
見る人の経験値や価値観でも、見える姿はどんどん変わっていくものですね。

経験の仕方によっては、かえって見失うものもあるかもしれません。

留学で出会った音楽(基礎)教育は、私の人生を良い意味で変えてくれました。そのことは、合唱音楽に対する価値観の変化にも大きく影響しています。一方で過去の合唱経験やそこでの成功体験が、指導業や皆さんの合唱活動の邪魔になることもあります。若いころに体得した悪い癖は本当に修正するのが大変なんです。

紆余曲折を経て、「合唱指揮や指導活動」と「音楽(基礎)教育活動」を切り離そうとして生まれたのがやぎらぼです。本当は根っこは一緒でありたいし、地続きであるのが理想ですが、渾然一体はかえって本質を見失うことにもつながりそうで。

今は、音楽の「楽しさ」「喜び」を体験する場所の提供、楽しさをそれぞれの手で実現するためにどのような「知識」や「手法」が適しているのか、考え、共有することを特に大切にしようと考えています。

この考えに至った背景や、年中無休の思索・試行錯誤も、私は非常に好きで面白いのですが、誰にでも晒していいものか、と言えば、ちょっと違うかなと考えていて…。でも同時に、自分自身をどう育てていくか迷っている大人の人や、こどもに音楽などの習い事を通じて豊かな人生を送ってもらいたいなぁと思う大人の皆様にとって、何か参考になるような情報や考え方を何らかの形でお見せするのも何やらやった方がいいように思われ(笑)。どちらのブログでもないところに書いてみるかーと思い至った次第です。

ゆるゆる、徒然に書きます。
きっと、無料で公開するもの、有料にするもの、混在すると思います。基準は私の気分次第(笑)。ですが、長年の学び、先生方にいただいたご指導、講座受講生やレッスンを受けにいらしている皆様とのバランスは大切にしながら進めたいと思います。

よろしければサポートをお願いいたします。いただいたサポートは、音楽活動や教育活動、各種研修・研究活動に使わせていただきます。