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見放された男(140字の小説)

私は不運な男だ
勝負事は負け続け、株も大暴落
選んだ妻は、最強の恐妻
子供達にも馬鹿にされ、
「これほどの不運な男も珍しい」と
神にも見放された

私に救いの手を差し出す人は誰もいない

生きる希望を無くし私は
死に場所を求めて彷徨い歩く

だが、私は今も死ねない!

幸運なのか?
死神にも見放されている!?


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