見出し画像

時間を止める時計(7)(140字の小説)

駄目だと言われると余計に見たくなるのが人情である。
私は諦めずにしつこく、すがる様にお願いをした。
その粘りに負けたのか男は渋々
腕にある腕時計を見せてくれた。
「見るだけだぞ、触るな!」
と、
触るなと言う言葉無視して
私は無理やり時計のダイヤルを回した。
すると、不思議な世界が一面に現れる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?