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あほやん 斬り殺される(140字の小説)

剣の刃を私に向けてくる。
男の眼光には殺意が込められている。
その男の目を逸らさずに、私は鞘をから剣を抜く
命を賭けた闘い。
「隙を見せてはいかん!見せたなら斬り殺される」
と、だが私は一瞬に斬られた。
抵抗も無く斬り殺された。

「カット」
と、監督の声

僕は悪役、斬られ役

今日もいい仕事が出来た。


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