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時間を止める時計(17)(140字の小説)

老けて見える私に不安があったが
世界が私に注目している
今度は何を盗むのか?

私は大泥棒でありながら、
世界中のヒーローとなってしまった。

今日も私は盗みをする
そう、時間を止めて

時間を止めて盗みをするたびに、私は老いていった。
今は80歳の老人。

だが私は30歳。
これが男の言い残した地獄か!?

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